2023 Fiscal Year Research-status Report
精神障害者の介護者のエンパワメント・ケアシークエンスのテンプレート開発
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23K16451
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Research Institution | Takarazuka University |
Principal Investigator |
西垣 里志 宝塚大学, 看護学部, 教授 (70611606)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ストレングス学習会 / 精神科訪問看護師 / 介護負担感 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度の研究計画では、精神科訪問看護師による家族介護者に対して、介護負担感を軽減するために家族介護者のストレングスの学習会の開催し、介護者の介護負担感を質問紙調査する予定であったが、精神科訪問看護ステーションの確保することには至ったが、学習会を開催する日程調整が難しく予定には到達できなかった。介護者のストレングスについて文献の検討を中心に行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究が大幅に遅れた理由は、学内で就任した役職による業務の大幅な負担増加があったためである。研究に費やす時間を設けることが極めて難しかった。自ら研究のフィールドに介入研究のための調整をおこなったが、実質的な取り組みの時間がもてず、次年度に持ち越さざるを得ない状況となってしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究時間の確保をすることが課題である。夏までにできなかったフィールドでの学習会の段取りと、はじめの質問紙調査のデータが取れるように動いていく必要がある。研究フィールドの協力が頂けるように、改めてわかりやすい研究の日程表を作成しなおし、依頼をする。また、大学研修日をできるだけ確保して、研究時間をとるために最大限仕事の調整を行っていく。 研究協力を依頼している訪問看護ステーションにもお願いして、施設代表者が学習会の日程や調査票のデータをとる日程の調整をしていただけるようにする。本研究を効率よく進められるように、関係性を大切にしながら協力体制を強化する。
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Causes of Carryover |
本年度研究が推進できず、必要な書籍を購入するのみとなった。次年度は遅れている研究を進めていく計画であるため、翌年度分として請求した助成金と合わせて使用していきたいと考えている。
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