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2023 Fiscal Year Research-status Report

発達障害傾向のある幼児を対象とした予防接種のプレパレーション・アルゴリズムの開発

Research Project

Project/Area Number 23K16467
Research InstitutionMukogawa Women's University

Principal Investigator

北尾 美香  武庫川女子大学, 看護学部, 准教授 (90779224)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords発達障害傾向 / プレパレーション / 予防接種
Outline of Annual Research Achievements

発達障害傾向のある子どもは、感覚過敏や多動性・衝動性といった特性から、医療機関への受診や予防接種に困難をきたす状況がある。本研究の目的は、発達障害傾向のある幼児へ安全安楽に予防接種を行うための知識・技術について明らかにし、プレパレーションで使用可能なアルゴリズムを開発することである。2023年度の研究実施計画は、①基礎調査として発達障害傾向のある子どもの予防接種に関する国内外の論文に関する文献研究を行うこと、②第1研究として小児科外来に勤務する熟練看護師を対象とした面接調査を実施することであった。
1)文献研究
研究計画に基づき、発達障害傾向のある子どもの予防接種に関する文献を収集し、研究概念に対する理解を深めた。
2)第1研究:面接調査
小児科外来に勤務する熟練看護師を対象とし、暗黙的に実践している「発達障害傾向のある幼児への予防接種のプレパレーション」を形式知として言語化し明らかにすることを目的とした研究計画を立案し、倫理委員会の審査を受けた。対象者への調査依頼を行ったが、予定対象者数の確保に困難をきたしたため、研究計画を再検討することとなった。調査内容等を修正し、再検討した研究計画書を倫理委員会に提出し、3月に承認を得た。承認が得られたのが3月になったことから、対象者への調査依頼は、5月に延期することとなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2023年度に実施する予定であった面接調査は、予定対象者数の確保に困難をきたしたため、研究計画の見直しを行った。調査内容等を修正し、倫理委員会の承認を得たが、年度末での承認となったため、調査開始時期を延期することとなった。

Strategy for Future Research Activity

2023年度に実施する予定で合った面接調査は、5月より調査依頼を開始できるよう準備を進めており、面接調査の実施と、データの分析を進めていく。また、2024年度実施予定の第2研究についても、第1研究の結果をもとに研究計画を立案することを計画している。

Causes of Carryover

実施する予定であった面接調査が実施できなかったため、研究協力施設への交通費、謝金、テープ起こしに関する費用等を使用しなかったことによって、残金が生じた。残金として繰越し、今年度の予算を併せて、面接調査に係る費用に当てるように計画している。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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