2023 Fiscal Year Research-status Report
災害看護のコアコンピテンシーを基盤とした災害看護基礎教育プログラムの構築
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23K16525
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
田中 加苗 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70910123)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 災害看護 / 看護基礎教育 / コアコンピテンシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、国内外で蓄積されてきた知見を整理し、グローバルに活用可能でコンピテンシーを基盤とした災害看護基礎教育プログラムを構築することである。 1)国内看護系大学災害看護関連科目のシラバスレビュー、2)国内外の災害看護教育実践報告の系統的文献レビュー、3)国際看護師協会の「Core Competencies in Disaster NursingVersion 2.0」を基盤とした災害看護教育プログラムを構築する、の3段階で研究を展開する。 2023年度は、1)国内看護系大学災害看護関連科目のシラバスレビューを行った。国内看護系大学学士課程(295課程)のWeb上で公開されているシラバスよりデータ収集を行った。各課程のウェブサイトよりシラバス情報にアクセスし(アクセス時期2023年4月~2024年1月)、入手したシラバスより、災害看護学の科目有無を確認した。開講が確認できた災害看護科目を対象に、科目数、必修・選択、単位数、開講対象学年、時間数、科目目標、授業計画、評価方法データを収集した。 収集した災害看護学の科目有無、必修・選択、単位数、開講対象学年、時間数、評価方法は集計した。科目目標、授業計画の分析は、大量のテキストデータから教育内容の傾向を明らかにするために、KH Coderを用いて計量テキスト分析を行った。 分析の結果、全国の看護系大学での災害看護基礎教育の内容の最新の動向が整理された。成果を公表すべく、日本災害看護学会誌への投稿原稿を作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実現可能性のある研究計画を立案していたため。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度に入り、「2)国内外の災害看護教育実践報告の系統的文献レビュー」を開始している。2024年度中に系統的文献レビューの成果もまとめ、関連学会での発表を行う。
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Causes of Carryover |
2023年度に予定していたPCの購入を2024年度に変更した。
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