2023 Fiscal Year Research-status Report
Exploring risk factors chronicity of pain and disability in patients with CRPS
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23K16662
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Research Institution | Konan Women's University |
Principal Investigator |
壬生 彰 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (00803024)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 複合性局所疼痛症候群 / リハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,複合性局所疼痛症候群(CRPS)に対し,症状と想定される病態に応じた個別的かつ複合的なプログラムで構成されるマルチモーダルリハビリテーションを実施し,その効果に影響を与える要因をCRPSの症状・兆候の包括的な評価から検討することで,①CRPSの慢性化リスクファクターを明らかにすること,②介入結果に基づいたCRPSのサブグループを明らかにすることである。 令和5年度は,研究実施機関において多角的な評価システムとデータ収集システムの構築を行い,データ収集を開始した。上肢CRPS患者2例のベースライン評価を終えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
評価システムならびにデータ収集システムの構築に期間を要したため,データ収集開始が遅れている。また,研究実施機関において包含基準を満たす対象者が少なく,予定症例数をリクルートできていない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は,研究協力者とともに対象者のリクルート活動を推進する。具体的には,研究協力者とともに近隣医療機関に対して研究内容を周知するとともに,研究実施機関への積極的な患者紹介を依頼する。
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Causes of Carryover |
当初予定していたデータ登録・蓄積システム構築に費用がかからず,検査機器をレンタルして実施できたため次年度使用額が生じた。令和6年度は当該機器を購入する必要があるため,生じた次年度使用額はその購入に使用する予定である。
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