2023 Fiscal Year Research-status Report
スポーツパフォーマンス評価における筋シナジーと運動学シナジーの関係の検討
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23K16752
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Research Institution | Seigakuin University |
Principal Investigator |
松永 直人 聖学院大学, 基礎総合教育部, 准教授 (90825952)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 筋シナジー / 運動学シナジー / 動作解析 / 筋電図 |
Outline of Annual Research Achievements |
筋シナジーはスポーツパフォーマンスを評価する手段として有用であると考えられるが、特殊な環境下でなければ得られないデータである。近年はカメラの小型化やスマートホンのカメラの技術進歩により、映像はどこでも得られる環境にある。そのため、筋シナジーを映像データから推定することができれば、筋シナジーを利用したスポーツパフォーマンスの評価が広い範囲・世代で行うことが可能となる。そこで本研究は、筋シナジーと映像から得られる運動学シナジーの関係を明らかにし、筋シナジーを運動学シナジーから推定できるかを検討することを目的とする。 23年度においては、二次元と三次元の運動学シナジーの関連、および運動学シナジーと筋シナジーの関係を調査すべく、実験を行った。現在は分析を進めている段階である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実験を行ったが、実験室の大きさやカメラの画角により、解析に必要となるデータが得られなかったケースが生じ、解析が難航している。
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Strategy for Future Research Activity |
実験環境を見直し、再実験・追加実験を予定している。 想定通りのデータが得られれば、解析がスムーズに進められ、遅れを取り戻せると考えている。
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Causes of Carryover |
予定よりも人権費・物品費が抑えられたため、次年度使用額が増えた。これにより次年度は追加実験を行い、より詳細なデータを得る予定である。
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