2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
既存データの連結による大規模データの構築・実証分析方法の開発とその実践
Project/Area Number |
23K17285
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 7:Economics, business administration, and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
市村 英彦 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (50401196)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川田 恵介 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (40622345)
荒井 洋一 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 准教授 (50376571)
川口 大司 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80346139)
野口 晴子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (90329318)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は複数の政府統計、業務統計を確率的マッチによって連結して大規模データを構築し、連結したデータに適した計量経済学的手法を開発することを目的とする。さらに、連結したデータと開発した手法を使って、労働・医療・環境政策等について、これまでデータの制約があってできなかった、新たな多角的視点による実証分析を行う。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
既存の政府統計、業務統計の連結によって構築される大規模データは、一般的に民間統計では確保が難しい代表性を担保しており、個人・地域の異質性を考慮した因果推論、政策評価に貢献できる点、応用可能な領域の範囲が広い点で、有効性、公共性が高い。また、データ構築法と解析法のアルゴリズムが公開されれば、社会科学全体に波及効果を及ぼす基盤となり得る。
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