2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
コンクリート構造物と社会をめぐる新たな超学際討論空間の開拓:「建造環境」への着目
Project/Area Number |
23K17289
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 8:Sociology and related fields
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Research Institution | Ritsumeikan Asia Pacific University |
Principal Investigator |
山下 博美 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (90588881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩城 一郎 日本大学, 工学部, 教授 (20282113)
川口 暢子 愛知工業大学, 工学部, 准教授 (20816277)
丸山 一平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40363030)
福永 真弓 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70509207)
湯浅 陽一 関東学院大学, 社会学部, 教授 (80382571)
浜本 篤史 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80457928)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2028-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、公共性の高いコンクリート構造物と社会の関係性を包括的に整理し、コンクリート構造物のあり方や社会的課題の新たな超学際討論空間を、社会学・土木工学・建築学が協働して開拓することを目的としている。工学的価値・判断基準を文献、インタビュー、事例データを通し整理し、社会学の判断基準との共通点や齟齬を網羅的に分析する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
建築という行為による「建造環境」を自然環境と並ぶ分析ファクターとして加え、環境社会学の学術体系の変革を目指しており、挑戦性および開拓性が明確である。将来的に学術フォーラムを目指す「コンクリート建造物と社会」ネットワークを構築し、「国民との科学・技術対話」として社会に還元し、政策決定に寄与する超学際的な公論形成への道筋が丁寧に計画されており実現性が高い。
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