2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
昆虫の飛行制御行動の強制と適応過程の観察による飛行フィロソフィー顕在化と理解
Project/Area Number |
23K17320
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 20:Mechanical dynamics, robotics, and related fields
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
得竹 浩 金沢大学, フロンティア工学系, 教授 (80295716)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塚 光 金沢大学, フロンティア工学系, 助教 (40957304)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2028-03-31
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Summary of the Research Project |
昆虫の形状と飛行の様式の成り立ちを解明することを目的として、(1)昆虫に運動を不安定化させる要因を与えた際の補償行動による昆虫の飛行に関する評価指標の探索、(2)昆虫の生存環境と同様の環境中で飛行できる人工飛行体をもとに昆虫の飛行様式を探る逆バイオミメティクスに挑戦することで昆虫の飛行フィロソフィーを解明する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
昆虫の飛行フィロソフィーの解明は飛行に関するメカニズムおよび飛行のための評価指標の解明につながる可能性があり、学術的意義が高い。今後の人工飛行体の研究開発に向けて多くの学術的な知見が得られると期待される。また、昆虫に限らず生物の行動フィロソフィーを明らかにしてこれを工学的な指標に落とすためのアプローチまたは手法としての確立が期待される。
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