2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
23K17340
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 26:Materials engineering and related fields
|
Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
大橋 直樹 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 電子・光機能材料研究センター, センター長 (60251617)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅野 智子 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50972915)
瀬川 浩代 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 電子・光機能材料研究センター, 主幹研究員 (90325697)
|
Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
|
Summary of the Research Project |
焼解を利用したセラミックスの細孔構造制御および微粉化に関する研究である。あるガス雰囲気中での熱処理により焼結とは逆の反応を誘起するプロセス「焼解」がチタン酸塩以外でも発現する可能性を実験的に明らかにする。その上で、焼解が発現する条件の最適化や発現メカニズムの解明、そのプロセス技術の確立を進める。本現象の学術体系を構築しつつ、焼解で得られた材料の応用分野の創成を探る。
|
Scientific Significance and Expected Research Achievements |
焼結とは真逆の現象である「焼解」は、現時点では十分なメカニズムが理解されていないことから、その現象が発現するための物質・条件などを実験的に明らかにすることで新しい分野の学理を打ち立てられる可能性がある。その結果、現在は存在しない新しい構造・組成のセラミックス材料の創製・新しい機能の発見が期待できる。さらに、それらを様々な分野に応用することで、新領域の構築も期待できる。
|