2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
分子レベルにおける死後経過時間/死亡時刻判定法の確立への挑戦
Project/Area Number |
23K17445
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
近藤 稔和 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (70251923)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
24時間リズムを規定する時計遺伝子とその標的遺伝子、およびリズムにしたがって発現するmicroRNAの動態解析を実施し、死後経過時間や死亡時刻の新たな判定法を確立する。手法としては、2時間ごとに安楽死させたマウス臓器での網羅的解析の後、高発現を認めた遺伝子とmicroRNAをスクリーニングして候補となる遺伝子とmicroRNAを絞り込み、死亡時刻が判明しているヒト剖検試料に適用した解析を行う。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
RNAシークエンスやBioinformtics解析など最新手法を取り入れ、遺伝子やmicroRNAなど分子レベルの発現量の死後変動の網羅的解明に挑むところに学術的意義がある。新たな判定方法の導入により、諸条件の影響を受ける死体現象依存型の古典的判定法の限界を克服した精度の高い法医学的診断法の確立が期待される。
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