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2023 Fiscal Year Research-status Report

Research on the spatiotemporal modeling methods of soil and water metagenome data

Research Project

Project/Area Number 23K18513
Research InstitutionSophia University

Principal Investigator

矢入 郁子  上智大学, 理工学部, 教授 (10358880)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平田 均  上智大学, 理工学部, 助教 (20266076)
岩澤 有祐  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (70808336)
Project Period (FY) 2023-06-30 – 2026-03-31
Keywordsバイオインフォマティクス / マイクロバイオーム / メタゲノム解析 / 微生物叢ビッグデータ / 河川表層水 / 土壌 / 時空間モデル / 環境再生
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,水・土壌などの環境サンプルより直接抽出されたミックス状態のDNAから塩基配列を微生物叢としてまとめて特定可能な次世代シーケンス技術の発展と普及を背景に,(1)微生物叢ビッグデータ時空間分析アルゴリズムの開拓,(2)河川流域微生物叢ビッグデータモデルの開拓,(3)土壌環境再生微生物叢ビッグデータモデルの開拓,の3つのサブテーマの実施を通して,微生物叢ビッグデータ時空間分析手法とモデル化手法に関する新しい情報学研究を切り開き,SDGsの「15.陸の豊かさを守る」課題解決のための情報学の最先端アルゴリズムと数理モデル化手法を応用した新しいメタゲノム解析手法を示すことを目的としている.初年度にあたる令和5年度は,(1)微生物叢ビッグデータへの分析・可視化の最先端アルゴリズムの適用の検討と,リモートセンシングデータ等の付加的情報活用検討,(2)研究協力者から提供された多摩川でのフィールドワークによる未公開データを主体として海外の3河川の学術公開データも用いながら,上下流・季節・支流に対するモデルの立案に向けた着想,(3)研究協力者から提供されたサロベツ湿原旧泥炭採掘地でのフィールドワークによる未公開データの分析と世界の他の土壌学術公開データの比較を行いながら泥炭採掘地自然再生モデルの初期的検討,を行った.情報学者・生物学者・数学者から構成されるチームによる研究分担・研究協力体制もスムースに機能しているといえる.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

河川流域微生物叢ビッグデータおよび,土壌環境再生微生物叢ビッグデータの双方ともに研究協力者からの未公開データを対象とした分析を行うとともに,論文公開された世界の他の地点の微生物叢オープンデータを比較分析し,分析アルゴリズムの検討およびモデル化の提案を行うという当初の予定を達成した.

Strategy for Future Research Activity

次年度にあたる令和6年度は,初年度に行った研究を継続的に発展させるとともに,研究協力者が主体となって収集した未公開データ・世界の他の地点の微生物叢オープンデータの双方のデータの量・質ともに充実させることを目指す.初年度に行った河川表層水分析事例,サロベツ湿原の分析事例の英語投稿論文化についても実施する.

URL: 

Published: 2024-12-25  

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