2023 Fiscal Year Research-status Report
ライフスタイル・モビリティの拡大を契機とした地域再生とその持続可能性
Project/Area Number |
23K18738
|
Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
鈴木 修斗 東海大学, 教養学部, 特任助教 (30981906)
|
Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
|
Keywords | ライフスタイル・モビリティ / 地域再生 / 持続可能性 / ポスト成長時代 / 地域社会 / 観光客 / 移住者 / 観光・移住政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は(1)離島観光地におけるライフスタイル・モビリティの進展と都市変容,(2)地方都市における商店街のリノベーションと移住者コミュニティに関する研究に取り組んだ.(1)については2023年9月ならびに11月にそれぞれ1週間の現地調査(沖縄県石垣市)を実施し,離島観光地における都市変容の歴史的変遷ならびにライフスタイル・モビリティが与えてきた影響についてデータを収集することができた.現在は査読付き学術雑誌への投稿に向けて,データの整理を進めている.(2)については2023年9月に栃木県那須塩原市において調査を行った.こちらの成果についても,査読付き学術雑誌への投稿に向けて,データの整理を進めている.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度予定していたフィールドワークについて,(1)離島観光地におけるライフスタイル・モビリティの進展と都市変容に関する研究は,2度の現地調査の機会に恵まれて順調に研究を進めることができた.また(2)商店街のリノベーションと移住者コミュニティに関する研究についても,現地に滞在する期間には恵まれなかったものの,順調に調査を進めている.以上のことから,現在までの進捗は「おおむね順調に進展している」と判断した.
|
Strategy for Future Research Activity |
次年度は,引き続き離島観光地(沖縄県石垣市)におけるフィールドワークを実施するとともに,今年度十分に調査ができなかった高原避暑地(長野県軽井沢町)におけるフィールドワークを進める.また,次年度後半には,これらの研究調査で得られた結果について学術論文としての刊行を進める.
|