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2022 Fiscal Year Annual Research Report

画像・音声認識と料理データベースによる食事記録システム開発、及び疫学研究での応用

Research Project

Project/Area Number 20H01615
Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

高地 リベカ  奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (60413085)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 澤田 典絵  国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 部長 (00446551)
丸山 広達  愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (20627096)
石原 淳子  麻布大学, 生命・環境科学部, 教授 (30415509)
井上 真奈美  国立研究開発法人国立がん研究センター, 社会と健康研究センター, 部長 (70250248)
川崎 良  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70301067)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Keywords食事評価 / モバイル型 / 妥当性
Outline of Annual Research Achievements

●開発したスマートフォンによるモバイル型食事記録システム(Mealog)に画像認識のAPIを上乗せできた。●Mealogを用いて、大規模コホート研究の一部対象者において調査を実施した。コホート研究で実施する対面での調査の際、及び郵送にて計2350人に協力を呼びかけ、計290名から回答(583人日分)を得た。そのうち、259名は2日に渡って食事調査に回答した。●男女28名を対象として実施された、Mealogによる推計値(エネルギー摂取量及びたんぱく質、ナトリウム、カリウム、Na/K比)を、二重標識水法により測定したエネルギー消費量及び24時間蓄尿(2回)により測定した値と比較することによって推定の妥当性を評価し、FFQによる推計値の妥当性と比較した。その結果、Mealogにより推計されたエネルギー摂取量及びたんぱく質、ナトリウム、カリウム、Na/K比を二重標識水法により測定したエネルギー消費量及び24時間蓄尿により測定した値を参照基準として妥当性を検討したところ、中程度以上の相関が示され、FFQによる推計よりも良好である可能性が示唆された。ただし、エネルギー推計値の結果は、先行研究で秤量食事記録法(国内)による測定値から得られた(二重標識水法によるエネルギー消費量との比較)相関よりも若干劣るものであった一方、たんぱく質、ナトリウム、カリウム推定値についてはWeb-24時間思い出し法(海外・複数回の24時間蓄尿)による測定値から得られた相関と同等以上であった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

開発したスマートフォンによるモバイル型食事記録システム(Mealog)に画像認識のAPIを上乗せできたこと、バイオマーカーとの比較による妥当性検討を行うことができたこと、コホート研究対象者の一部において複数日調査を実施できたため、FFQのキャリブレーション検討を行う素地が整ったこと。

Strategy for Future Research Activity

●収集した料理画像に照らして登録内容の正当性を確認すること、API搭載以前の各自調査において、登録された料理画像をAPIで再度読み込んで推計する場合と、各自がすでに登録した内容との差異を検討する。●Mealogによる推計値を秤量食事記録による実測値と比較することによって、エネルギー等以外の精度を検討する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] モバイル型 Web 食事評価システムの開発と概要2023

    • Author(s)
      高地リベカ、水谷天咲、鈴木亜希子、山岸万里菜、 丸谷幸子、中舘美佐子、石原淳子
    • Organizer
      第22回日本栄養改善学会近畿支部会学術総会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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