2024 Fiscal Year Annual Research Report
近世・近代世界におけるトランスカルチュレーションの比較研究
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23K20490
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
安村 直己 青山学院大学, 文学部, 教授 (30239777)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲垣 春樹 青山学院大学, 文学部, 准教授 (00796485)
細川 道久 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (20209240)
横山 和加子 慶應義塾大学, 商学部(日吉), 名誉教授 (30265946)
岡本 真希子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (30298111)
佐々木 洋子 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (30332480)
西山 暁義 共立女子大学, 国際学部, 教授 (80348606)
小俣ラポー 日登美 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (90835810)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | トランスカルチュレーション / 帝国 / 植民地 / キリスト教の布教 / 近世・近代転換期 |
| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度は、7月30日に岡本真希子が分担研究者として最後に「20世紀の帝国日本における<湾生>司法官・鉅鹿義明」と題して報告したのに加え、11月16日には外部から招いた土肥歩氏に「アジアの中の青山学院:在中国宣教師による日本宣教準備」という題で報告をお願いした。いずれも充実した内容であり、参加者は活発な討論を展開した。 合同調査については大分県におけるキリシタン関連遺跡での実施を予定し、大友義鎮研究の第一人者である鹿毛敏夫氏と連絡をとり、調査候補地リストに加え、現地在住の研究者である坪根伸也氏を紹介してもらった。事前の準備を整え、2025年3月21~23日にかけ、坪根氏に同行していただき、大友家館跡、庭園跡、府内城跡、懐抱集落のキリシタン墓、臼杵城跡、ヤン・ヨーステン、ウィリアム・アダムズが漂着したとされる黒島などで中世・近世転換期のトランスカルチュレーションの痕跡を確認したのに加え、大分県立歴史博物館、赤塚古墳、宇佐神宮と周辺寺院なども訪ね、古代、中世の東アジア世界におけるトランスカルチュレーションの様相を目の当たりにすることをえた。 2024年度は最終年度であり、近世・近代転換期における諸事例に関し、総合的な展望をえるにとどまらず、これらをより大きな座標に位置付けることでトランスカルチュレションーションに関する世界史的な見取り図を描き出すことの必要性を痛感するにおよんだ。土肥氏に報告をお願いしたのは地理的に視野を広げるためであり、大分での合同調査は対象とする時代を前近代にまで延長するためであった。こうした観点から、青山学院大学における社会連携活動の一環として実施されている Meet up in AGU 2024 というイベントに参加し、「世界史の中のトランスカルチュレーションに関する比較史的考察」と題したポスター発表をおこない、今後の研究の方向性を社会に対して発信した。
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