2021 Fiscal Year Annual Research Report
加齢による経時的変化に対応した発達障害の書字動態に関わる診断支援システムの開発
Project/Area Number |
21H00891
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
安村 明 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (60723468)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
愼 重弼 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (40315677)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | 発達障害 / 書字 / 前頭葉 / 機械学習 / 発達 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、発達障害児を対象とした脳科学研究および書字識別システム開発の経験を活用し、脳機能計測およびペンタブレット装置を用いて発達障害児の書字動態および書字に関わる神経基盤の解明を行い、機械学習を用いてどの程度診断を予測できるのかを検証し、障害の早期発見のための診断支援システムを開発することを目的とする。本年度の研究実績として、ペンタブレットとfNIRSを組み合わせた書字中の前頭葉機能計測を可能とするシステムを構築した。さらに、健常児・者を対象とした調査を行い、データを取得し、解析やまとめを行った。また、査読付きの学術誌に5件採択された。また、学会発表やシンポジウム、招待講演などを11回行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
年度目標を十分に達成することができたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
発達障害児・者を対象とした検査を進め、システムの開発を目指す。
|
Research Products
(13 results)