2021 Fiscal Year Annual Research Report
弱い立場のステークホルダーを考慮したエシカルな学習環境の構築
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21H00896
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nakamura Gakuen College |
Principal Investigator |
井上 仁 中村学園大学, 流通科学部, 教授 (70232551)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 浩士 日本経済大学, 未登録, 兼任講師 (20808852)
多川 孝央 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 学術研究員 (70304764)
隅谷 孝洋 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 教授 (90231381)
安武 公一 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 准教授 (80263664)
中野 由章 工学院大学, 教育推進機構(公私立大学の部局等), 教授 (80388686)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ラーニングアナリティクス / 個人情報 / データ倫理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究プロジェクトは、個人情報をめぐる社会的背景において効果的なラーニングアナリティクスの研究を進める上で、学習者の年齢・職業・学習環境・学習内容の相違によっても個人情報や学習履歴の提供に関する意識の相違があるのか、また、学習者にとってりメリットがあれば、これらの情報の提供に躊躇はないのかを調査することを大きな目的としている。また、個人情報や学習履歴の蓄積と利用範囲 (提供範囲) は、学習環境を取り巻くステークホルダー (学習者、教員、組織、ラーニングアナリティ クス研究者、教材開発者) によって異なる。これらの情報を安全に保存しつつ、適切に管理する手法について実証実験をとおして研究している。 本年度は、データプライバシーと著作権に関する調査を大学生に対して実施するために、アンケート項目を検討した。比較のために、欧米の動向を実施調査する予定であったが、コロナ禍のために、文献調査のみとなったった。 また、他の研究活動も縮小を余儀なくされ、主に、個人情報やラーニングアナリティクスに関しての文献調査に留まった。 同意に関する実証実験のためのシステム開発は、これまで試作していて学習システムの機能拡張の検討のみに留まった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は、データプライバシーと著作権に関して、大学生に対してアンケートを実施する計画であったが、特にコロナ禍のために、比較対象とする欧米の動向の調査ができず、そのためにアンケート項目の決定に時間を要したした。また、他の研究活動も縮小を余儀なくされ、主に、個人情報やラーニングアナリティクスに関しての文献調査に留まった。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の緩和により、国内外の調査が可能になることを期待するとともに、研究代表者・分担者の研究打ち合せ等も、可能な限りオンラインで実施する等の工夫をする。
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