2021 Fiscal Year Annual Research Report
行動モニタリング手法を活用した新しい日常における保育環境の吟味と検証
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21H01513
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
大谷 由紀子 摂南大学, 理工学部, 教授 (00411116)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大佛 俊泰 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00211136)
三原 正一 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 特定教授 (00899130)
高木 真人 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 准教授 (10314303)
榊 愛 (石川愛) 摂南大学, 理工学部, 准教授 (60581311)
田頭 まき 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (20880074)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | こども / 行動モニタリング |
Outline of Annual Research Achievements |
行動モニタリングの予備調査として、さまざまな画像取得と解析の手法について情報収集を行った。具体的には画像を撮影する機器類、カメラの機種、台数、設置位置に関する情報、3Dモデル作成のデモンストレーションを行った。次いで、既存のテスト動画をもとに取得したいデータを抽出し、複数の解析ソフトの特徴、メリット・デメリットなど比較を行った。 保育園の基本データについては、設計した建築士より保育園の図面を入手し、既存ビルの保育園転用における制約と課題、開園後の改修事項など建築データを整理した。また、各クラスの園児数やプログラムから、調査対象として3歳児、または、2歳児の保育室を調査候補に選定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染拡大、相次ぐ園児の事故報道により、予定していた保育園での実地調査、特に、保育士へのインタビュー、保育室や家具の計測、予備調査における画像取得が困難となり実施年度を延期した。
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Strategy for Future Research Activity |
機器類の最新情報を収集し、調査方法と時期を再調整し、保育園への事前相談を行ったうえで、実地調査と保育室でのカメラを設置した画像取得を目指す。
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