2023 Fiscal Year Annual Research Report
食品購買行動に関する正しい情報の伝達と理解のための方法
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21H02293
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
石田 貴士 中京大学, 経済学部, 講師 (30623467)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福重 元嗣 大阪大学, 大学院経済学研究科, 教授 (10208936)
氏家 清和 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30401714)
丸山 敦史 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 教授 (90292672)
増田 淳矢 中京大学, 経済学部, 教授 (40549599)
奥山 尚子 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授 (80617556)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | エシカル消費 / 保健機能食品 / 双曲割引 / ヘルスコミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
①2022年度に実施した2件のアンケート調査のデータを研究分担者と分担し、統計分析を行った。第一の分析は、寄付行為に関するアンケート調査データについての分析であり、対象者の意識および行動の変容を促す説得的メッセージの効果を評価した。第二の分析は、禁煙に関するアンケート調査データの分析であり、生活習慣の阻害要因となる心理的リアクタンスの起こりやすさに影響を与える心理的要因を解明した。これらの成果は、2024年度中の学会報告を予定しており、年度内に学会誌への投稿を目指している。 ②バーリ大学との国際研究セミナーで『Effective risk communication with food consumers』について報告を行った。 ③保健機能食品およびエシカル消費に対する消費者の認識について2件のアンケート調査を実施した。保健機能食品についてのアンケートでは、保健機能食品に対する消費者の意識や、その利用が、消費者の健康や生活習慣についての意識や行動に与えた影響を調査した。エシカル消費についてのアンケートでは、消費者がエシカル消費に対して、倫理的やそれ以外の側面に対し、どのような認識を持っているかについて調査した。2024年度中にこれらのデータの統計分析を終えることを目指している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度に実施した2件のアンケート調査のデータは、2023年度中に概ね分析が終わり、2024年度中の学会報告と学会誌への投稿の目途が立っている。また、2023年度中にも新たに2件のアンケート調査を実施することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、以下の通り研究を進めることを予定している。 ①2022年度に実施した寄付行為および禁煙に関するアンケート調査データの分析結果について、学会報告を行い、学会誌に投稿することを目指している。 ②2023年度に実施した保健機能食品およびエシカル消費に対する消費者の認識に関する2件のアンケートデータをもとに、保健機能食品に対する消費者の意識や、その利用が、消費者の健康や生活習慣についての意識や行動に与えた影響および、消費者がエシカル消費に対して、倫理的やそれ以外の側面に対し、どのような認識を持っているかについてて統計分析を行い、その分析結果をまとめることを目指している。 ③新たに、双曲割引に関するアンケート調査の実施を計画している。双曲割引は、食生活など生活習慣の改善を阻害する重要な要因として知られており、どのようなコミュニケーションを行えば、その影響を小さくすることができるかについて明らかにすることが、この調査の目的である。
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Research Products
(1 results)