2021 Fiscal Year Annual Research Report
生殖医療における妊娠不成立夫婦の身体的心理的社会的ケアの改善に向けた包括的研究
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21H03168
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
杉本 公平 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20297394)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 弘 獨協医科大学, 医学部, 特任教授 (00177057)
濱田 佳伸 獨協医科大学, 医学部, 講師 (00326919)
白井 千晶 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (50339652)
小泉 智恵 獨協医科大学, 医学部, 研究員 (50392478)
清水 清美 城西国際大学, 看護学部, 教授 (70323673)
岩端 威之 獨協医科大学, 医学部, 講師 (90713248)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 生殖医療 / 心理社会支援 / アンケート調査 / デジタルコンテンツ開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年の生殖医療の発展のおかげでこれまでは子供を持つことが困難であったカップルが子供を得ることができるようになってきた。しかしながら、その一方で体外受精などの高度生殖補助医療を行っても最終的に子供をもてないカップルも多く存在する。不妊であること、不妊治療に失敗すること、さらにはそれを反復することはカップルの心理社会的健康を損なうことが知られている。そのようなカップルへの支援に対する包括的な議論は十分なされているとは言えない。本研究は、生殖医療における妊娠不成立者の身体的心理的社会的な健康予後について、①前向きコホート研究で妊娠成立者と比較して明らかにすること、②その結果から妊娠不成立時のより良い健康予後に貢献するための心理社会的ケアとしてデジタルコンテンツを制作することを目的とする。 本年度の研究の目標は①前向きコホート研究の原案を作成することである。2021年9月8日に研究分担者たちとキックオフミーティングを施行した。研究に至るこれまでの研究成果などについて説明を行い、コホート研究の倫理審査、アンケート開始時期の目標などについて説明を行った。また、アンケート内容について吟味した。内容は不妊患者の肉体的、心理的、社会的な健康状態を調査するものである。内容を十分に吟味したうえで研究計画書を作成し、獨協医科大学埼玉医療センターの倫理審査を受けた。2021年12月の倫理審査にて承認を受けた。 その後に具体的なアンケートフォームの作成を開始した。数社の企業と交渉を行いながら、効率的なアンケートフォームを作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね順調に進展しているが、コロナ感染症の影響で研究分担者などと面談によるミーティングを行うのが困難であり、限られた時間でのミーティングしか行えないというハンディキャップがあるのは否めない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は①前向きコホート研究を開始していく。その結果を元にデジタルコンテンツの開発を進めていく予定である。
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