2022 Fiscal Year Annual Research Report
植込み型心臓電気デバイス新規植込み患者の適応を目指す遠隔看護プログラムの開発検証
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21H03233
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
齊藤 奈緒 宮城大学, 看護学群, 教授 (20403298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大岸 文美 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (50848439)
宮脇 郁子 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (80209957)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 植込み型心臓電気デバイス / 適応 / 遠隔看護 / プログラム開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、植込み型心臓電気デバイス(以下CIED)新規植込み患者の生活適応を目指す包括的遠隔診療体制の確立に寄与するために、療養生活自己管理支援、心理・社会支援を行う遠隔看護プログラムを開発し、実施・評価を行うことを目的としている。 2022(令和4)年度は、研究②新たに作成した植込み後約1年間の遠隔看護プログラムについて、CIED医療専門医植込み型心臓デバイス認定士等と共に、実現可能性の確認と形成的評価を行い、介入支援実施施設にプログラムシステムを構築し、研究③介入支援調査を12月より開始する計画であった。しかし、COVID-19拡大による協力施設における不測の勤務・業務調整により、研究②のプログラムシステム開発業者およびプログラム実施可能性・形成的評価にかかわる研究協力者の協力が得られなかった。そのため、4か月間遅延による繰越申請を行い、12月末にプログラムシステムの調査実施施設での設定が完了した。その後、介入支援者である専任デバイスナースによる試行を経てプログラムの微改築を行い、研究③介入支援実施調査を2023年4月から開始できる準備を完了した。 2022年度の成果発表実績については、2021年度に成果発表した研究①の成果論文について、日本不整脈心電学会学術大会で発表した。また、本看護支援のプロトコールなどを基に、日本心臓リハビリテーション学会総会におけるジョイントシンポジウムでの指定発表を行った。これらを通して、この遠隔看護支援システムの必要性や期待される成果について一定の評価を受けた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大による協力施設・業者内での不測の勤務・業務調整により、研究②プログラムシステム開発者およびプログラム実施可能性・形成的評価・看護介入に携わる専門医とデバイスナースの研究協力が得られなかった。そのため、2023年7月まで4カ月間延長・繰越申請し、変更計画にそって進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
4か月間遅延したが、修正・変更計画通り、2022年12月末にプログラムシステムの調査実施施設での設定が完了した。その後、介入支援者である専任デバイスナースによる試行を経ながらシステムの微改築を行い、研究③介入支援実施調査を2023年4月から開始できる準備を整えた。なお、研究③は、研究①の先行していた調査対象者をヒストリカルコントロール群と位置づけ、介入検証デザインを群間比較する検証計画に修正している。
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[Presentation] The Role of the Device Nurse in Cardiovascular Implantable Electric Devices' Managements for Patients-centered Care in Remote Monitoring Era2022
Author(s)
12.福沢公二, 松本有実子, 齊藤奈緒, 大岸文美, 小川智美, 木内邦彦, 髙見充, 谷岡怜, 林女久美, 宮脇郁子, 平田健一
Organizer
第68回日本不整脈心電学会学術大会