2021 Fiscal Year Annual Research Report
個別最適化した超早期認知症予防介入プログラムの開発とシステム構築
Project/Area Number |
21H03279
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
村田 伸 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 潤 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (00304428)
荻田 美穂子 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (00455031)
山崎 先也 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (20352354)
小川 敬之 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (50331153)
中野 英樹 京都橘大学, 健康科学部, 准教授 (60605559)
佐藤 克也 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (70398147)
兒玉 隆之 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (80708371)
宮松 直美 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90314145)
合田 明生 京都橘大学, 健康科学部, 助教C (90823427)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | 地域在住高齢者 / 超早期認知症予防 / 検診システム |
Outline of Annual Research Achievements |
超高齢社会に突入した我が国において、増加の一途を辿る認知症高齢者数と、それに伴う介護負担増加等の諸問題は喫緊の課題である。本研究は、ランダム化比較試験による前向き研究手法を用いた多施設共同・領域横断の大規模介入研究である。そのスケールメリットを活かし、高齢者の認知・身体・精神心理機能を科学的根拠に基づいて多角的かつ客観的に評価することで、認知症に対する超早期認知症予防検診システムおよび予防プログラムの開発を目指す。 本年度は、本研究のベースライン調査として滋賀県野洲市に居住している65歳以上の高齢者400人を対象に行う予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大のため、滋賀県を含め関西圏での実施ができなかった。そこで野洲市での調査の代替えとして、佐賀県伊万里市に調査を依頼し、当初予定の半分の規模で調査が実施できた。調査対象は、伊万里市在住の高齢者200人であり、年齢や教育歴、病歴、要介護認定や転倒の有無、食事や運動・嗜好品などの生活習慣、社会活動等のプロフィールを質問紙にて調査する。また、認知機能、身体機能、精神・心理機能のベースライン調査を実施した。現在、データ解析を終えており、2022年度には学術論文として報告できる見込みである。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染拡大のため、当初予定してたフィールド(滋賀県野洲市)での調査が行えず、佐賀県伊万里市で当初規模の半分の調査にとどまったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
本年度は、昨年度実施できなかった滋賀県でのフィールド調査が実施できる見込みであり、昨年度実施した佐賀県伊万里市での調査に加え、栃木県宇都宮市での調査も実施し、調査範囲を広げて研究計画スケジュールに合わせる予定である。
|
Research Products
(2 results)