2021 Fiscal Year Annual Research Report
Transform and redefine of intimatcy through third party reproductive technologies.
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21H03729
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
日比野 由利 金沢大学, 融合科学系, 助教 (40362008)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 親密圏 / 生殖補助医療 / 家族 / テリング |
Outline of Annual Research Achievements |
ウェブ会議システムを利用して、研究者と当事者にインタビューを行い、関心を持つ研究者やメディア、当事者に情報提供するため、日本語の要約をホームページのブログ記事として掲載した。その後、生殖テクノロジーとヘルスケアを考える研究会の報告書として編集し、公刊した(生殖テクノロジーとヘルスケアを考える研究会 インタビュー集8,9として)。報告書をホームページ上で公開するとともに、全国の図書館へ寄贈した。さまさまな国の研究者と当事者へのインタビューを行うことによって、ネットワークを広げることができた。これにより、今後、海外の研究者との共同研究を実施しようとする際の土台をつくることができた。インタビューを実施した海外の研究者とタイの代理出産についての共著論文を執筆し、投稿した。本年度は海外調査を実施することができなかったが、これまでに行なった現地調査と、その後の文献調査により得られたデータを用いて英語論文(単著)を1報公刊し、1報がアクセプトされた。ウェブ会議システムを用いて海外の当事者に実施したインタビューのデータを用いて、テリングと家族の境界について、日本社会学会のシンポジウムで話題提供を行った。また、生殖補助医療と子供の出自を知る権利やテリングをめぐる言説や実態のポリティクスを解明する論文を執筆し、書籍に所収され公刊された。次年度に海外での調査研究を行うための下準備として、アポイント先の組織や機関、研究者などをピックアップした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ウェブ会議システムを活用してインタビューを実施することができた一方で、国外に出ることが依然として容易ではなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、ウェブ会議システムを活用してインタビューを進めるとともに、海外に渡航して現地調査も実施する。
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