2021 Fiscal Year Annual Research Report
A Study on the Living Conditions of Sexual Minorities Living in Japan Engaged in Childbirth and Childcare
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21H03730
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
新ヶ江 章友 大阪市立大学, 人権問題研究センター, 教授 (70516682)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
釜野 さおり 国立社会保障・人口問題研究所, 人口動向研究部, 第2室長 (20270415)
水野 英莉 流通科学大学, 人間社会学部, 教授 (20434524)
小門 穂 神戸薬科大学, 薬学部, 准教授 (20706650)
風間 孝 中京大学, 教養教育研究院, 教授 (50387627)
有田 啓子 公益財団法人世界人権問題研究センター, その他部局等, 嘱託研究員 (50896967)
堀江 有里 公益財団法人世界人権問題研究センター, その他部局等, 専任研究員 (60535756)
熊本 理抄 近畿大学, 人権問題研究所, 教授 (80351576)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 性的マイノリティ / 出産 / 子育て / 生殖医療 / 日本 / LGBT |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、日本在住の性的マイノリティの出産・子育てに関する実態を質的・量的調査の両面から把握し、日本で出産・子育てを行う性的マイノリティが、どのように日常生活を営んでいるかを明らかにすることを目的としている。さらに本調査研究の結果を文化人類学、社会学、クィア・スタディーズなどにおける家族をめぐる国内外の最新の議論と接続させ、性的マイノリティが生殖医療技術を用いて出産・育児を行う際にいかなる家族観を構築しているかについての新たな理論の構築を目指す。以上の研究目的をふまえ、2021年度は、国内外の性的マイノリティによる出産・子育てに関する先行研究の整理、研究代表者・研究分担者による調査研究の中間報告発表(合計4回)、調査協力団体が実施したアンケート調査の分析と論文執筆、2022年度に実施予定のインタビュー調査のための倫理委員会の申請書類の作成を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
アンケート調査については単純集計まで終了したが、詳細な分析については研究会で検討したものの、まだ論文化されていない。また、先行研究におけるレビュー論文の執筆も終了していない。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は本格的なインタビュー調査を実施する予定である。2021年度に実施できなかった論文化の作業も随時進めていく。
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Research Products
(18 results)
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[Book] 若者の性の現在地2022
Author(s)
林 雄亮、石川 由香里、加藤 秀一
Total Pages
256
Publisher
勁草書房
ISBN
978-4-326-60348-0
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