2024 Fiscal Year Research-status Report
十七世紀尾張藩を中心とした<文化としての武>に関する諸藩対照研究
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23K21911
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Research Institution | Aichi Prefectural University |
Principal Investigator |
中根 千絵 愛知県立大学, 日本文化学部, 教授 (80326131)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
龍澤 彩 金城学院大学, 文学部, 教授 (00342676)
小助川 元太 愛媛大学, 教育学部, 教授 (30353311)
鈴木 彰 立教大学, 文学部, 教授 (40287941)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | 文化としての武 |
| Outline of Annual Research Achievements |
今治市河野美術館の平家物語下絵の復元作業は愛知県立芸術大学教員の協力を得て継続して行ってきたが、今年度は完成間近ということで、分担者と共に、色の濃淡や植物の描き方、人物の衣装の模様などの復元の在り方について、同時期の他絵巻などを参考にし、検討を行い、復元の方向性を決定した。 現在は、金泥を施し、軸装を行えば来年度中に完成のところまで進んでいるため、愛知県立芸術大学の学外に有する会場でその成果を公表するべく、科研費分担者メンバーの間で、学術的な意味合いについて議論し、もう一つの下絵との比較や絵師の指図の反映等、また、復元において参考にした資料の公表の仕方について、打ちあわせを行った。 また、宇和島伊達文化保存会所蔵の源平合戦図屏風については、再度の調査をすると共に、屏風撮影のプロの写真家を雇い、写真撮影を行った。さらに、地元に貢献すべく、この写真をもとに地元の中学に配布するリーフレットを作成することとし、その打ち合わせを印刷会社および宇和島伊達文化保存会、また、科研費分担メンバーと美学美術史の院生と行った。今年度は、複数の美学美術史の先生方と調査日程を同じにすることで、これまで以上の知見が得られた。 『江戸文化に拓くキリシタン表象』の書籍を刊行した。 その他、これまでの今治、宇和島の調査について、その成果を書籍として刊行すべく、出版社を選定し、大まかな内容についての打ち合わせを行い、分担者間でその調整を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今治市河野美術館の平家物語下絵の復元作業、宇和島伊達文化保存会所蔵の源平合戦図屏風の写真撮影、書籍の出版、今後のリーフレット作成や書籍出版の打ち合わせなど、業者との契約も含め、予定していたことがすべて順調に進んだ。ただし、来年度に支出が大きくなりそうなことから、基金となったことを機に、予定より支出を少なくし、来年度にその分をまわした。そうした意味で予定通りの支出とはなっていないことから、「おおむね」とした。
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| Strategy for Future Research Activity |
情報収集と成果の社会還元のため、EAJS国際学会に参加する。 調査の過程で見出された新出資料・重要資料については、所蔵機関に配慮しつつ翻刻や説明を付したリーフレット等の形で紹介し、成果の社会還元を図る。 復元した平家物語下絵に解説を加えて展示を行う。 これまで得られた知見を社会に還元するため、書籍を出版する。
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| Causes of Carryover |
当初は、今年度に平家物語下絵の公開と源平合戦図屏風のリーフレットの作成を予定していたが、それが進行や会場の予約、業者との契約等の都合で一年から二年遅れとなり、来年度、さ来年度にその予定がずれこんだことから、来年度にその分の金額を送ることとした。
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