2022 Fiscal Year Annual Research Report
Mechanism for firm growth through product Innovation and process Innovation
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22H00839
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
大山 睦 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (20598825)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Higham Kyle 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 特任助教 (00886666)
BRAGUINSKY SERGUEY 大阪大学, 社会経済研究所, 特任教授(常勤) (40868436)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | イノベーションの経済学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的を達成する為に、プロダクトイノベーションに紐づいた特許に関するデータセット、プロセスイノベーションに紐づいた特許に関するデータセット、企業情報に関するデータセットをそれぞれ作成して、接合する必要がある。本年度はこのデータベース作成の作業に多くの時間と労力を費やした。具体的には、プロダクトイノベーションを特定するデータソースとして、IPRoductのデータベースを利用して作成した。IPRoductのデータベースには製品とそれに関する特許情報が含まれている。この情報により、ある特定の製品がどのような特許を利用して生産されているかが特定できる。IPRoductのデータベースには製品を生産している企業名も含まれている。企業名を通じて、企業の製品ポートフォリオと特許のポートフォリオを特定し、IPRoductのデータベースとOrbisにある企業情報を接合した。企業情報には、売上や従業員数などの基本情報が含まれており、プロダクトイノベーションと企業の特徴やパフォーマンスを関連づけることができる。 プロセスイノベーションに紐づいた特許に関するデータセットを作成する為に、ウルトラパテントのデータを利用した。先行研究を参考にしながら、プロセスイノベーションに関連する特許を特定する方法を検討し、いくつかの手法を試みた。主な手法として、特許情報におけるテキスト分析を試みたが、十分ではなく、更なる検討が必要である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
分析に必要なデータベースを構築する作業が当初の予定より進まなかった。プロダクトイノベーションに関するデータセットを拡充する必要があり、この作業に多大な時間を費やされなければならなかった。また、プロセスイノベーションに関連する特許を特定する方法を検討し、色々な手法を試したが、厳密な分析に使用できる手法を見つけるに至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
分析に必要なデータベースを構築することが本研究の要であり、この作業に注力する。IPRoductのデータベースを拡充する作業を継続して行う。この作業は地道にデータを収集し、入力を行う為、多大な時間が必要となる。研究代表者が中心になって、複数のRAを雇用し、この作業を迅速に行う努力をする。プロセスイノベーションに関連する特許を特定する方法を先行研究を参考にしながら検討し、分析に使用する手法を決定する。研究代表者と研究分担者がこの作業を行う予定であるが、困難が予想される。その際には、学会参加や研究交流を通じて、専門家に相談する。
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