2023 Fiscal Year Annual Research Report
Adult Educational Approach for Community Development: Possibility of Capability Approach
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22H00959
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
高橋 満 東北大学, 教育学研究科, 名誉教授 (70171527)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大高 研道 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (00364323)
村田 和子 和歌山大学, 紀伊半島価値共創基幹, 教授 (00511370)
宮崎 隆志 北海道大学, 教育学研究院, 名誉教授 (10190761)
田中 雅文 日本女子大学, 人間社会学部, 研究員 (10217078)
柴田 彩千子 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20366800)
廣森 直子 大阪信愛学院大学, 教育学部教育学科, 准教授 (40315536)
山梨 あや 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (40439237)
岡 幸江 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (50294856)
松本 大 東北大学, 教育学研究科, 准教授 (50550175)
農中 至 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 准教授 (50631892)
櫻 幸恵 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (60347185)
槇石 多希子 仙台白百合女子大学, 人間学部, 名誉教授 (80209402)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 地域づくり / ケイパビリティ / コミュニティ・アート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,地域社会の再生と再創造を図る際に,ケイパビリティの理論的可能性を理論的・実証的に再審する.今年度はケイパビリティ概念の再検討という理論的検討を行なった. この成果として,フィレンツェに行われた国際学会での発表2件,スペインでの国際学会での発表を行なってきた.後者の内容は,研究書の一部として出版されている.また,学会編集の生涯学習辞典の大項目「地域づくりの現代的課題」への寄稿を依頼され,投稿して現在印刷中である. 1. Mitsuru Takahashi and Makiishi Takiko, 2023, The Role of community Education towords Gender Equality, the SWS International Scientific Conferences on Arts & Humanities, 30 May - 1 June, in Florence, 2023. 2. Mitsuru Takahashi and Makiishi Takiko, The Significance of Painting Appreciation in Learning for the Elderly, 5th Interdisciplinary and Virtual Conference on Arts in Education, May 24 – 25, pp.5-9, 2023. 3. Mitsuru Takahashi, Educational Significance of Art Activities: through a case of community-based art education, Sankt Petrusburg University, 2023.10.25. 4. Mitsuru Takahashi, Takiko Makiishi,2023,The Significance of Painting Appreciation in Learning for the Eldlry, Adya Press, pp5-9..[5]高橋満「地域づくりの現代的課題」日本社会教育学会編『生涯学習辞典』東洋館出版,2024年(in printing).
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
定期的に研究会を開催し,理論的検討を重ねてきた.また,本研究の成果を踏まえ,日本社会教育学会発行の生涯学習辞典の中の「地域づくり」の項目を執筆する中心メンバーとなっている.国際学会での研究成果の一端を報告し,大きな大きな注目をあつめることができた.研究成果の一部は国際学会で発表し,諸外国の研究者との質疑を通して広く周知することができた. また,公表という面では,研究書1冊,辞典の編纂に大きく寄与することができた.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度はひきつづき理論的検討及びその成果の国際的公開を進めるとともに,実証的研究を進めるフィールドを改めて確認し,基礎調査を行う予定である.このために学会に合わせて研究会の開催,年度末の研究成果を確認する検討会の開催を仙台市において行う予定である.
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Research Products
(6 results)