2022 Fiscal Year Annual Research Report
Building E-SEL Contents to Implement a System Promoting Development of Children's Social Emotional Skills
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22H00993
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
渡邊 弥生 法政大学, 文学部, 教授 (00210956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
窪田 由紀 九州産業大学, 学術研究推進機構, 科研費特任研究員 (00258576)
西山 久子 福岡教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (80461250)
小林 朋子 静岡大学, 教育学部, 教授 (90337733)
松本 有貴 徳島文理大学, 人間生活学部, 教授 (90580887)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | ソーシャル・エモーショナル・ラーニング / 社会情緒的能力 / 社会情動スキル / e-Learning / ソーシャルスキルトレーニング / 教師 / 生徒 / 子ども |
Outline of Annual Research Achievements |
SELのe-Leraningの中身である、子ども用教材及び教職員向けの教材の2種類をどのように準備するかについて話し合いを進め、子ども用の教材開発に時間をかけた。SELの5つのコンピテンス(自己理解、他者理解、対人関係、セルフマネジメント、責任ある意思決定)は、CASEL本部が推奨しているコンピテンスであり、各コンピテンスに対応する内容の動画5本を作成することとなった。小学校中学年を対象にすることや、5つの教材の脚本やキャラクターを創出することに時間をかけた。構成技術は、基本的にソーシャルスキルトレーニングを活用し、インストラクション、モデリング、リハーサル、フィードバック、チャレンジの構造を意識した。その上で、共通の要素として、各教材の出だしは各コンピテンスに対応する子どもたちのトラブルから始まるようにし、共通のキャラクターを登場させることとした。キャラクターは、子どもと等身大の生徒を登場人物とはしたが、解決方法や心の葛藤などは、オリジナルのキャラクターのコミュニケーションによって進行し、解決のヒントを得るような方法を用いることとした。アニメ静止画をもとにした動画を基本とし、脚本は、各教材の最初はその教材のテーマに関連するトラブルから始まり、終末には解決するような脚本構成とした。アニメのイラスト及声はプロの業者に依頼した。各研究者は、5つのコンピテンスのいずれかをリーダーとして編集との打ち合わせを担当したが、全体に共通するところについては全体会議を開催した。成果については、国内外の学会で成果を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
SELのe-Leraningの中身である、子ども用教材及び教職員向けの教材の2種類をどのように準備するかについて話し合いを進め、子ども用の教材開発に時間をかけた。SELの5つのコンピテンス(自己理解、他者理解、対人関係、セルフマネジメント、責任ある意思決定)は、CASEL本部が推奨しているコンピテンスであり、各コンピテンスに対応する内容の動画5本を作成することとなった。小学校中学年を対象にすることや、5つの教材の脚本やキャラクターを創出することに時間をかけた。構成技術は、基本的にソーシャルスキルトレーニングを活用し、インストラクション、モデリング、リハーサル、フィードバック、チャレンジの構造を意識した。その上で、共通の要素として、各教材の出だしは各コンピテンスに対応する子どもたちのトラブルから始まるようにし、共通のキャラを登場させることとした。アニメ静止画をもとにした動画を基本とし、脚本は、各教材の最初はその教材のテーマに関連するトラブルから始まり、終末には解決するような脚本構成とした。アニメのイラスト及声はプロの業者に依頼した。各研究者は、5つのコンピテンスのいずれかをリーダーとして編集との打ち合わせを担当したが、全体に共通するところについては全体会議を開催した。成果については、国内外の学会で成果を発表した。今の所、子ども用教材については大半作成されているが、教員向けの教材については製作中である。
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Strategy for Future Research Activity |
SELのe-Leraningの中身である、子ども用教材及び教職員向けの教材の2種類をどのように準備するかについて話し合いを進め、子ども用の教材開発に時間をかけた。SELの5つのコンピテンス(自己理解、他者理解、対人関係、セルフマネジメント、責任ある意思決定)は、おおよそ作成されつつある。今後は、こうした教材をどのように活用すれば良いかだけではなく、生徒指導提要で加えられた「ソーシャルエモーショナルラーニング」とは何か、学校への導入とチームづくり、体系的なカリキュラムのあり方、アセスメントの意義と活用、さらには、授業案の作成と展開について、5つの研修動画を考案することとなった。同時に、このe-Learningの学びの効果を検証するアセスメントをどのようなものにするかや、実際に運営をするポータルの構築について検討する予定である。
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Research Products
(8 results)