2022 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation and improvement of collective learning about mathematics inside and outside schools in South Eastern Africa
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22H01018
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
中和 渚 関東学院大学, 建築・環境学部, 准教授 (00610718)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塲 麻代 帝京大学, 外国語学部, 准教授 (30578828)
高阪 将人 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (50773016)
坂田 のぞみ 広島大学, IDEC国際連携機構:CICE, 助教 (90881300)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 数学教育 / 遊び / サブサハラ・アフリカ / ウブントゥ / 導かれた参加 / 教授・学習 / 社会文化的視点 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は本研究の目的はアフリカ東南部4カ国(ザンビア, ケニア, タンザニア, 南アフ リカ)の幼児・低学年児の数学学習の様相を解釈し, 改善することで,次の4点に集約される.(1)学校内での集団における学びの様相を明らかにする.(2)学校外でのインフォーマルな集団的遊び・学びの様相を明らかにする.(3)(1),(2)の学びの学校内外・4カ国間の比較検討を行う.(4)現地の教育関係者との協議より教授的取り組み・環境構成等を提案する. 2022年度は(1)を達成するための準備として、研究の理論的枠組みについてのオンライン会議における議論や、遊びや教授に関わる先行研究の収集と読み込みについての勉強会を研究チーム内で行い、年間を通して。具体的には、研究枠組みはアフリカの哲学的視座であるウブントゥ、導かれた参加等を用いることにした。また、研究者それぞれの強みについての情報交換(例えば、ウブントゥの枠組みについての最新の議論、教授やその理論的枠組み(例えば、構成主義、社会文化的主義、客体化理論)についての議論)を行った。方法論的枠組みは、遊びを収集する手段や方法についての議論、学年・性別の設定、収集の方法について話し合った。またそれぞれタンザニア、ザンビアで研究許可を得たり、インフォーマルに遊びを観察したりして、情報収集を行った。ザンビアで既に得ていた遊びに関するデータを用いて、子どもたちの遊びにおける相互作用についての分析を試行し、議論した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
先行研究の収集や調査前の枠組みの策定などが順調に進んだため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度、2024年度はデータ収集を行い、遊びを収集し、Bishopの枠組みに従って分類を行う。また遊びにおける相互作用について注目し、会話の相互分析を質的に行う予定である。得られたデータや分析内容等は研究者間で議論し、質的に厚い内容になるように多面的に検討する。
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Research Products
(10 results)