2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of an Educational Support Model to Promote School Adjustment for Children with Cochlear Implants
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22H01036
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku Fukushi University |
Principal Investigator |
茂木 成友 東北福祉大学, 教育学部, 講師 (50761029)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 優子 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (40594411)
田原 敬 茨城大学, 教育学部, 准教授 (70735753)
渡部 杏菜 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助教 (30910905)
山本 晃 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 情報・支援部, 上席総括研究員 (70804996)
新海 晃 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (90883918)
喜屋武 睦 福岡教育大学, 教育学部, 講師 (80827014)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 人工内耳 / 聴覚障害 / 就学 / 学校適応 |
Outline of Annual Research Achievements |
主として、通常の学級で学ぶ聴覚障害児の在籍状況ならびに補聴機器の使用状況、さらに聴覚障害児を主たる対象とする特別支援学校(以下、聴覚支援学校)が担う地域支援の実情について検討を行い、全国25県39校の聴覚支援学校を対象とした調査を行った。その結果、対象を全国に広げても東北6県の状況と同様に、通常の学級の実情として、難聴学級や通級指導教室(難聴)の指導担当者が数年単位で異動してしまうため、専門的な知識、技能を持った人材が育ちづらい状況にあることが示された。また、1県に聴覚支援学校が1校しかない場合に、1つの聴覚支援学校が支援する地理的範囲が広くなり、それに伴う困難(移動時間の確保、旅費の捻出など)が確認された。 また、両耳人工内耳装用児など、これまでの聴覚障害児教育では絶対数の少なかったケースについても対応が求められていることから、聴覚支援学校を対象とした専門性向上のための研修機会提供の必要性も示された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各地区の研究分担者が、それぞれの地域の実情に合わせて、可能な範囲で調査を行っている。新型コロナウイルス感染症の影響もほぼ無くなり、調査対象校などに直接の参観、実地調査なども行うことができており、おおむね順調に進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度中にアンケート調査に協力いただいた学校については、追加調査等の依頼を行う予定である。 研究代表者及び分担者と学校現場との間で教育実践連携を行うことで、調査対象や調査実施方法を検討し、確実な情報収集に努める。
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Research Products
(2 results)