2022 Fiscal Year Annual Research Report
ワイドレンジ周波数機械振動を用いたマルチスケール微細操作システムの創製
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22H01454
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
早川 健 中央大学, 理工学部, 准教授 (70759266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 宏明 中央大学, 理工学部, 教授 (20372427)
工藤 謙一 中央大学, その他部局等, 嘱託職員 (90250232)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 微細操作 / マイクロロボティクス / マイクロ流体 / 振動誘起流れ / 細胞組織構築 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,1 Hz~10 MHzの機械的振動を用いて様々なサイズの細胞パターンを生成する技術の創製を行う.その実現のため,以下の3点をマイルストーンとして研究を行っている. (I) ワイドレンジ周波数機械振動印加システムの構築 (II) ワイドレンジ周波数帯における機械振動-流体相互作用の理論的解析 (III) マルチスケール微細操作システムの細胞操作への応用 2022年度は,まず(I)についてのアクチュエータの選定と,システムの試作を行った.まず,~100 Hzの振動を印加するためにボイスコイルモータを利用した振動印加システムを作製し,その動作を確認した.次に,(II)に関して,MHz帯におけるアクチュエータとマイクロ流体デバイス,流体の電気機械結合の理論モデルを構築し,一次元モデルでの解析を開始した.(III)に関しては,自作の細胞培養チャンバーの作製を行い,振動印加用のアクチュエータを搭載した状態での数日間の細胞培養を可能とした.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
マイルストーン(I) (II) (III)それぞれに関して,当初の予定通りに進捗しているため.
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Strategy for Future Research Activity |
ほぼ予定通りに進捗しているため,引き続き計画通りに研究を遂行する.2023年度は,実際に細胞を用いた評価をいち早く開始し,生化学的な評価も並行して進める.
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Research Products
(20 results)