2024 Fiscal Year Annual Research Report
Comprehensive elucidation of the mechanism of circulating miRNA fluctuations during pancreatic carcinogenesis
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23K24188
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
松崎 潤太郎 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (60464864)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 義正 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (90360114)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | マイクロRNA / 膵臓がん / 細胞外小胞 |
| Outline of Annual Research Achievements |
膵がんのように早期診断技術開発が待望される腫瘍において、血中マイクロRNA (miRNA)診断の実用化が期待されている。多くの臨床検体の解析から、そのコンセプトの正しさは実証されているが、血中miRNAによってなぜ膵がんが診断できるのか、正確には証明しきれていない。特に膵発がん過程において、KRASを筆頭としたドライバー遺伝子変異の蓄積のどの段階で血中miRNAプロファイルが変化するのかは不明である。加えて、膵腫瘍の発生によって周辺の細胞や免疫細胞などが反応し、分泌するmiRNAが変化することも、血中miRNAに大きく影響している可能性がある。本研究はこれらの点を考慮し、マウスで膵発がん過程での血中miRNA変化を追跡し、その意味を理解することを目的とする。 我々はマウス膵管初代培養より樹立した膵前駆細胞に対し、CRISPR/Cas9を用いて遺伝子編集を行い、KRAS、CDKN2A、TP53、SMAD4の変異を導入した膵多段階発がん細胞株系列を作成した。各細胞の培養上清より細胞外小胞を収集し、miRNA-seqによってmiRNAプロファイルを網羅的に解析した。当該細胞株をヌードマウスの膵臓内に移植し、マウス血清中のmiRNA発現変化を比較したところ、KRAS変異獲得により血中で変動するmiRNAを複数同定した。 qRT-PCRでの検証を経て、特に注目すべきmiRNAとしてmiR-125a-5pを同定した。miR-125a-5pはKRAS変異細胞における発現上昇は軽微であった一方、ヌードマウスに移植した際の腫瘍内では顕著に上昇した。またmiR-125a-5pの下流遺伝子の候補としてZdhhc9とMfhas1を同定した。
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