2023 Fiscal Year Annual Research Report
我が国のラドンによる肺がんリスク潜在地域マッピングのための評価手法の高度化
| Project/Area Number |
22H03010
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| Allocation Type | Single-year Grants |
| Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
細田 正洋 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (30457832)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
床次 眞司 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 教授 (80247254)
赤田 尚史 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 教授 (10715478)
田副 博文 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 教授 (60447381)
大森 康孝 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 准教授 (70637602)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | ラドン / 散逸係数 / 実効拡散係数 / 花崗岩風化土壌 / 赤色褐色土 / リーク試験 |
| Outline of Annual Research Achievements |
土壌中のラドン散逸係数の評価では、初年度に採取した赤色褐色土と花崗岩風化土壌を用いて、循環法とグラブサンプリング法による測定値の不確かさについて検討した。 循環法で得られた実効壊変定数は、蓄積容器ないの空気を循環する流量によって異なり、0.27 ± 0.06 day-1から0.34 ± 0.04 day-1の範囲で変化した。さらに、その相対標準偏差は3.2%(1.0 L min-1)から17.6%(0.5 L min-1)となり、流量が1.0 L min-1までは流量が大きくなるにしたがい、実効壊変定数に対する相対標準偏差が小さくなる傾向を示した。 このように、一般に使用されている循環法では実験系内で生じるリーク係数のばらつきが大きく、それが散逸係数評価の不確かさが大きくなる要因であることが明らかとなった。一方、グラブサンプリング法による漏洩試験を同じ型式の4つの蓄積容器を用いて行った結果、実効壊変定数は0.20 ± 0.01 day-1から0.22 ± 0.01 day-1と評価された。さらに、実効壊変定数の相対標準偏差は1.7%から3.5%であり循環法と比べて明らかに漏洩率が低く、測定ごとのリーク係数のバラツキも小さいことが明らかとなり、今後の実験ではグラブサンプリング法を使用することにした。 初年度にラドンの実効拡散係数の評価において使用する測定器の故障が繰り返し起こり実験系の構築に時間を要した。測定器の修理が完了した後から実験系の構築を行い基礎データを取得しているため、以降は当初の予定より4ヶ月程度の遅れが生じていたが実験系の構築が完了し、最終的には実験の精度を担保するだけの良好なリーク試験の結果を得た。 構築した実験系を用いて空気中のラドン実効拡散係数の評価を行い1.2E-06 m2/sと既報と同レベルの値を取得した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度にラドンの実効拡散係数の評価において使用する測定器の故障が繰り返し起こり実験系の構築に時間を要したが、実験系の構築が完了し良好な結果を得ている。ラドン散逸係数の評価に関しては順調にデータを取得できている。
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| Strategy for Future Research Activity |
R5年度分で実効拡散係数の評価システムが完成し、空気中のラドン拡散係数のデータ取得が可能となった。今後は土壌試料を用いた測定を実施していく。一方、散逸係数に関しては計画通り実験を進めていく。
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[Presentation] Update of the in-situ type radon and thoron exhalation rate monitor2024
Author(s)
Masahiro Hosoda, Yuki Tamakuma, Yoshitaka Shiroma, Shunya Nakasone, Shinji Tokonami, Yasutaka Omori, Chutima Kranrod, Naofumi Akata, Miroslaw Janik, Masahide Furukawa, Michikuni Shimo
Organizer
International Symposium on The Sources, Effects And Risks Of Ionizing Radiation (SERIR 2024)
Int'l Joint Research
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