2023 Fiscal Year Annual Research Report
NETs targeting treatment for consumptive coagulopathy using H12-ADP-liposome
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22H03179
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
萩沢 康介 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 生理学, 准教授 (50539244)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武岡 真司 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20222094)
石田 治 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 病院 外科, 講師 (20365266)
金子 恒樹 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (40617536)
木下 学 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 免疫・微生物学, 教授 (70531391)
照井 克生 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90256074)
宮本 守員 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 産科婦人科学, 講師 (90738923)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 凝固障害 / 臓器障害 / 血小板活性化 |
Outline of Annual Research Achievements |
凝固障害:LPS投与モデルにおいて、H12-(ADP)-リポソーム治療によって血小板の活性化亢進が抑制できることをフローサイトメトリー解析で明らかにした。これによってフィブリノーゲン消費を抑制し凝固障害を軽減できることが明らかになった。
臓器障害:LPS投与モデルにおいて、H12-(ADP)-リポソーム治療によって血小板の活性化亢進が抑制するとともに、血液中のSyndecan1値で示される内皮障害を抑制できた。これにより、急性肺傷害や急性腎障害が軽減でき、エンドトキシンショックを軽減できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ここまでの成果を論文にまとめ、現在投稿中である
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Strategy for Future Research Activity |
羊水塞栓症モデルと人工心肺装着凝固障害モデルについても実験をすすめていく
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