2022 Fiscal Year Annual Research Report
AI読影を活用したGWASに基づく関節リウマチにおける関節破壊予測システムの構築
Project/Area Number |
22H03206
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
猪狩 勝則 東京女子医科大学, 医学部, 特任教授 (80343557)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高地 雄太 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60415156)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
|
Keywords | ゲノム / PRS / SHS / AI |
Outline of Annual Research Achievements |
<画像データ収集>AIの学習に用いることのできる形(AI-ready)で構築したRA画像ビックデータの中から、およそ50例の患者のレントゲン画像のSHS法での読影を行い、訓練データのさらなる充実を図った。(担当:研究協力者・本田卓、東京女子医科大学大学院生) <関節破壊スコアリングAIモデルの構築>CNNをベースとして公開されている関節破壊スコアリングモデル(RA2 DREAM challenge model)のさらなる精度の高いモデルの構築を行い、読影専門家(検者間相関係数0.9程度)と同等以上の識別力が得られた。(担当:研究協力者・本田卓) <DNAサンプル収集>当施設で実施中のIORRAコホート登録患者のうち、DNAの提供に関して書面で同意を得た患者を対象とし、バリデーションに用いるための追加DNA収集について約200名の患者からの協力が得られた。喫煙歴、自己抗体価などの臨床データをIORRAコホートより入手した。(担当:研究代表者・猪狩勝則) <Polygenic risk score(PRS)の構築>本研究に組み入れできる患者をランダムに5分割し、1つをPRSモデルの性能を評価するためのテストセット、残りの4つをPRSモデルを構築するためのトレーニングセットとし予備的な解析を行った。(担当:研究分担者・高地雄太)
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね順調に進捗している。バリデーションに用いる患者試料収集が予定を下回ったため、バリデーション試料のタイピングは次年度に持ち越しとなったが、それによる計画全体のおくれはない。
|
Strategy for Future Research Activity |
概ね順調に進捗しており、研究計画にしたがって進める予定でいる。
|
Research Products
(3 results)