2023 Fiscal Year Annual Research Report
Comprehensive care service research using Long-term care Information system For Evidence
Project/Area Number |
22H03311
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
百崎 良 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (70439800)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸原 玄 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 教授 (00396954)
磯和 勅子 三重大学, 医学系研究科, 教授 (30336713)
堺 琴美 一般財団法人平成学術振興財団 平成医療福祉グループ総合研究所, 研究部, 研究員 (30907035)
若林 秀隆 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80508797)
木下 翔司 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60748383)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
|
Keywords | 科学的介護情報システム / リハビリテーション / 栄養療法 / 摂食嚥下障害 / 要介護高齢者 / 介護保険 / フレイル / 費用対効果 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、複数の事業所から得られた科学的介護情報システムデータを中心とする介護データを用い、各領域の専門家と共同研究のフレームワークを構築し、要介護者の自立支援・重度化防止戦略立案に寄与するエビデンスを創出することを目的としている。 本年度は各事業所にデータの使用について説明と同意を得たうえで、ケアコネクトジャパンの介護ソフト:ケアカルテに蓄積されたデータを活用したcross-sectional studyを実施した。 中年および高齢者において、食事摂取パターンと筋力との関連性を検討し、日本食パターンの遵守が筋力維持に有効であるという結果を報告した。 施設入居高齢者において、食事への意欲、食欲と食事の満足度、および食事に対する意識が食物摂取量と体重減少に与える影響を調べ、食欲と食事の満足度が、6か月間の体重減少の低下と有意に関連していることを報告した。 長期療養施設入居者において、栄養状態とアウトカムとの関連性に関するシステマティックレビューを実施、低体重と体重減少が死亡率の上昇と有意に関連していることを報告した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は横断的なデータのみであり、縦断的なデータ解析を進めることができなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度はフォローアップデータを入手できる予定であり、縦断的データ解析が可能となるため、コホート研究を開始する予定である。
|
Research Products
(6 results)