2023 Fiscal Year Annual Research Report
Improving the effectiveness and efficiency of patient education by micro-learning the "Kidney App"
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22H03383
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
高橋 さつき 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (50412987)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中沢 信明 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80312908)
廣村 桂樹 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70292597)
岡 美智代 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (10312729)
松本 光寛 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (00881559)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 慢性腎臓病 / 患者教育 / コンピュータ支援学習 / マイクロラーニング / ユーザビリティ / アプリケーションソフトウェア / スマートフォン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、慢性腎臓病患者教育の有効性と効率の改善にむけ、『マイクロラーニング版 腎臓アプリ』を4年間で開発することを目ざしている。そのために、①ゲーミフィケーション搭載後のAndroidアプリケーションソフトウェア(以下、アプリ)『腎臓アプリ』を追加開発し、②iOSアプリ『腎臓アプリ』/Androidアプリ『腎臓アプリ』に対するユーザビリティ評価研究を行い、③マイクロラーニングの手法と②で明らかになった改善点を反映させた『マイクロラーニング版 腎臓アプリ』を開発し、④開発した③の評価研究にて有効性や効率を確認・考察する。加えて、⑤慢性腎臓病の認知度アップと、発症・重症化予防に関する知識の普及啓発にむけた広報活動を行い、研究成果の社会への還元を図る。 前述①は既に完了したため、2023年度は先ず前述②に先ず取り組んだ。主要アウトカム評価項目は本アプリによる学習前後の知識テスト、副次アウトカム評価項目は本アプリの操作状況・所要時間・学習後の感想とした、単群・介入前後比較デザインの研究計画を立案し、38名の研究対象者からデータ収集を行った。 前述③については開発業者を交え、マイクロラーニングとしてのアプリの要件定義の決定、外部設計・内部設計の検討に取り組んだ。また、学習内容の解析・設計も進めており、目次骨子案まで作成できた。 前述⑤については、病院で行われる腎臓病教室の参加者や県主催の健康フェスタなどの来場者に、本アプリのチラシ・三つ折りリーフレットを配布した。iOSアプリ・Androidアプリ『腎臓アプリ』の無料公開は継続し、研究成果の社会への還元を図った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前年度の遅れを取り戻すことはできなかったが、前述②の『腎臓アプリ』のユーザビリティ評価研究のデータ収集は完了し、前述③のマイクロラーニング『腎臓アプリ』の開発にむけた各工程を進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は先ず、アプリの内部設計の確定、目次骨子に沿った原稿作成、作成した原稿の医療監修、前述②で明らかになった改善点も反映させた外部設計の確定などを行い、マイクロラーニングとしての仕様を固める。その後、開発業者にプログラミング作業を依頼し、適宜ユーザビリティや動作確認などを繰り返し行い、今年度末の『マイクロラーニング版 腎臓アプリ』完成を目指す。 前述⑤は引き続き、健康フェスタや各種講演会などで『腎臓アプリ』を紹介し、慢性腎臓病の認知度上昇と、発症・重症化予防に関する知識の普及啓発にむけた広報活動に取り組んでいく。
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Research Products
(3 results)