2024 Fiscal Year Research-status Report
Perioperative oral care with a focus on postoperative head and neck cancer surgery and its effect on infection control
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23K24647
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
藤田 君支 九州大学, 医学研究院, 教授 (80315209)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藥師寺 佳菜子 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (40880894)
田中 さとみ 九州大学, 医学研究院, 助教 (50909299)
牧本 清子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 名誉教授 (80262559)
東藤 貢 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (80274538)
酒井 久美子 九州大学, 医学研究院, 助教 (90778656)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | 周術期口腔ケア / 頭頸部癌 / 自己効力感 / SSI / 肺炎 / GOHAI |
| Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、前年度の研究成果を総合的にまとめ、2編の論文執筆と全国学会での成果発表を行った。さらに、頭頸部がん術後患者を対象に、下記の二つの研究を実施した。 1)我々が開発した頭頸部外科術後の特性を考慮した口腔アセスメントシートを使用して、前向きに口腔衛生状態や術後感染指標のデータ収集を行い、分析対象者は55名となった。SSI及び術後肺炎の発生率はそれぞれ10名(18.2%)と3名(5.5%)であった。術後感染と口腔衛生状態との関連は、術後のプラーク、歯と創部の接触、閉口・開口障害がある者で発生率が高かった。また、肺炎は術前のプラークのみが危険因子であったが、口腔ケアの自己効力感、口腔PCR、GOHAIは術後感染の有無とは関連しなかった。今後は多変量解析でさらに分析を行うが、昨年度の後ろ向き解析結果と比べ、肺炎の発生率が低下しており、アセスメントシートの導入が看護師や患者による口腔ケアの改善に寄与した可能性がある。 2)全身麻酔で、頭頸部癌手術予定の患者を対象に、術前に口腔保湿ジェルによる口腔内保湿及びタブレット端末とパンフレットを利用して、口腔ケア指導を実施し、患者の口腔セルフケア能力を強化する介入を行った。現在までに、介入群のリクルートが20名終わり、順次介入を行っている。目標症例数40名に到達したら、上記1)の従来の口腔ケアを行った前向き観察群と術後感染や関連要因について、比較分析を行う。アウトカムは、SSIと肺炎の発生率、口腔ケアの自己効力感、術後3カ月の口腔関連QOL(GOHAI)を調査する。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
内視鏡手術などで除外基準に該当する対象者や研究参加を辞退される人が想定より多かったため、やや遅れている。
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| Strategy for Future Research Activity |
必要症例数を確保し、対象者のリクルートができるよう調査期間を延長して対応している。また、病院の入退院・周術期センターの看護師の協力だけでなく、病棟看護管理者からの入院情報を追加して、研究参加依頼を推進する体制を整えた。
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| Causes of Carryover |
研究参加者のリクルート期間が延長したことに伴い、消耗品等の物品費、解析ソフトのリース料、成果発表の旅費、英文校正の謝金が延長して必要となった。
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