2022 Fiscal Year Annual Research Report
大腸がん患者の健康管理行動を活性化する在宅型継続支援モデルの開発と効果
Project/Area Number |
22H03391
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Niigata College of Nursing |
Principal Investigator |
石田 和子 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (30586079)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 順子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (10455008)
石岡 幸恵 新潟県立看護大学, 看護学部, 助教 (30405055)
神田 清子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (40134291)
石原 千晶 新潟県立看護大学, 看護学部, 講師 (40635744)
佐藤 充子 群馬医療福祉大学, 看護学部, 講師 (40770136)
川田 智美 群馬医療福祉大学, 看護学部, 准教授 (50609633)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 大腸がん / 化学療法 / 支援モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
大腸がん患者の健康管理行動を活性化する在宅型継続支援モデルを作成するために、第一段階として、外来で経口抗がん薬を用いた治療を行う大腸がん患者の認識」を明らかにすることを目的に半構造的にインタビュー調査を施行し内容分析の手法で明らかにした。結果は大腸がん患者の認識として《生きるために治療選択》《さまざまなしびれへの不快》《様々な皮膚・爪への変化》《カペシタビン治療継続をお続けられない》《カペシタビン内服が来宇通》《カペシタビン内服による吐き気が辛い》《カペシタビンを正しく内服することが出来ない》《治療の副作用対策として, 手袋の着用が必要》《飲み物の嗜好が変化してしまう治療》《なんの苦痛もなく行える治療》《周囲の支えが治療の完遂には必要》《がんである自分を意識》《カペシタビン治療を行うために必要な情報を探したい》の13の概念が生成された.質的研究に引き続き、文献を検討し、文献からは経口抗がん薬(カペシタビン)内服の辛さや飲む価値に疑問を抱き、医師に言わずに内服を中断することなどがあげられた。そこで、外来で化学療法を受けている大腸がん患者の困難と対処行動を内容分析をにて明らかにした。対象者12人から得られたデータを分析の結果、《家事動作をスムーズに行うことができない》《冷え込む冬季に憎悪する手足のしびれ》などが9つの概念が明らかにされた。さらに、日常生活に焦点をあて、対象者8人から得られた結果、日常生活における困難が13の概念が明らかにされた。上記の結果から、モデル原案を作成し、そこからラインアプリへ移行する段階である。アプリ作成業者とヒアリング中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
質的研究からモデル原案作成への進む段階で、文献も含めてモデルが作成できると考えていたが、内容が十分ではなく、更なる質的な研究を追加をしたことから、アプリ化が遅れている。患者・家族そして医療者が見て役立つラインアプリを目指していることから、アプリ作成業者の選定に時間がかかり、さらに内容の整合性をとるために遅延している。コロナ感染により質的なデータを取ることも遅れた原因である。
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Strategy for Future Research Activity |
質的な研究データと文献からモデル案は作成でき、概ねアプリ作成業者が決まり、進めていく予定である。開発されたアプリは、専門家会議かかてて患者に使用可能であるかを数回に検討したのちに、アプリの完成とする。そのアプリの内容については①医療者②患者③家族などに整合性等を調査を進めていく予定である。直接、病院にてフィールド調整することが、コロナの影響で難しいところもある。データ収集を業者に依頼し進めていくことを検討している。
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