2023 Fiscal Year Annual Research Report
地域で暮らす統合失調症者の「調子」セルフアセスメント尺度の開発と検証
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22H03412
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| Allocation Type | Single-year Grants |
| Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
塩見 美抄 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10362766)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 京子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00708951)
降籏 隆二 京都大学, 学生総合支援機構, 准教授 (40727830)
細川 陸也 京都大学, 医学研究科, 講師 (70735464)
平 和也 京都大学, 医学研究科, 助教 (70804847)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | 尺度開発 / 統合失調症 / セルフアセスメント / 地域生活 / well-being |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、統合失調症の人の「調子」の概念を明確化すると共に、統合失調症の人がポジティブ・ヘルスの観点を含めて自身の「調子」を妥当にアセスメントできるための尺度を開発することである。 2023年度は前年度に実施できなかった統合失調症の人とその支援者へのインタビュー調査を実施し尺度案を完成することを目標にしていたが、倫理審査承認まで想定以上の時間を要したため、2024年度まで繰り越しをし、2年間で尺度案作成を実施した。 ①統合失調症の人へのグループインタビュー調査 ピアサポーターとして活動をしている統合失調症の人5名に、グループインタビュー調査を実施し、調子の判断基準や良い時・悪い時に自覚する状態、変化の大きさ、変化の期間、自己管理で改善可能なレベル、調子が悪い時の対処について、意見を得た。その結果、視覚・聴覚の認知亢進や、幻聴内容の変化、入眠不良や早朝覚醒などの睡眠リズムの乱れ、他者とのコミュニケーションの変化、感情の変化などによって、調子をセルフアセスメントしていることがわかった。調子は日内変動し、変動の波も大きいが、調子が最も悪い時でも自己管理で改善可能と考える人もいた。 ②支援者へのインタビュー調査 支援者5名への個別インタビュー調査を実施した。結果、支援者は、統合失調症の人の表情や言動、生活行動等について、普段の状態を基準しながらアセスメントしていた。また、自己管理可能な調子のレベル設定が、当事者よりも高いこともわかった。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究協力機関との調整や倫理審査に、想定以上の時間を要したため。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度は、上半期で尺度案を搭載したアプリケーションの開発とユーザビリティの評価を行う。並行して、研究フィールドとの調整と倫理審査手続きを踏み、下半期に尺度案の信頼性・妥当性を評価する3か月間の前向き調査を実施する計画である。
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