2024 Fiscal Year Research-status Report
地域で暮らす統合失調症者の「調子」セルフアセスメント尺度の開発と検証
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23K24670
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
塩見 美抄 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10362766)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 京子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00708951)
降籏 隆二 京都大学, 学生総合支援機構, 准教授 (40727830)
細川 陸也 京都大学, 医学研究科, 講師 (70735464) [Withdrawn]
平 和也 京都大学, 医学研究科, 助教 (70804847)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | 尺度開発 / 統合失調症 / セルフアセスメント / 地域生活 / well-being |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、統合失調症の人の「調子」の概念を明確化すると共に、統合失調症の人がポジティブ・ヘルスの観点を含めて自身の「調子」を妥当にアセスメントできるための尺度を開発することである。 2024年度は、上半期で尺度案を完成し、下半期に尺度を搭載したアプリケーションの作成とユーザビリティの評価を実施する計画であった。一方で、electronic medical assistant(EMA)システムに代表される、ICTやAI技術が世界的に活用され始めたことから、アプリケーション開発に先立ち、統合失調症の人の「調子」のセルフアセスメントにこれらの技術を活用する可能性の検討を行った。 ①ICTを用いた統合失調症の人のアセスメントに関する文献検討:34論文を抽出し、使用されている技術、評価者、評価方法、評価頻度、評価項目、評価結果について読み取り、一覧に整理した。結果、視覚・聴覚などの感覚の評価には、自己回答式のEMAが多く用いられており、頻度も一日に数回と高い例が多かった。コミュニケーションの評価では、通信時間やメッセージの送受信数などを用いた例があった。睡眠や生活行動の評価には、ウェラブル端末を用いた睡眠時間や睡眠の質を測定したデータや、歩数・心拍数などの身体活動データが用いられていた。これらのICTは、統合失調症の人のセルフアセスメントの妥当性を高めるために有用である一方、統合失調症の人のICT利用状況への配慮が必要であるため、研究フィールドとの調整の上で、アプリケーションを開発することになった。 ②尺度案の作成:統合失調症の人や支援者へのインタビュー結果と文献検討結果を統合し、感覚(幻覚を含む)・感情・コミュニケーション・生活行動・睡眠からなるセルフアセスメント尺度案を作成した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究の1~2年目に、研究協力機関との調整や倫理審査に、想定以上の時間を要したため。加えて、本研究に応用可能なICTやAI技術の革新が進み、当初計画の変更を検討する必要が生じたため。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度は、上半期で尺度案を搭載したアプリケーションの開発とユーザビリティの評価を行う。並行して、研究フィールドとの調整と倫理審査手続きを踏み、下半期に尺度案の信頼性・妥当性を評価する3か月間の前向き調査を実施する計画である。
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| Causes of Carryover |
研究進捗の遅れにより、2024年度に使用予定だったアプリケーション開発費を次年度に持ち越すことになった。2025年度上半期において、アプリケーション開発の目的で使用する。
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