2023 Fiscal Year Annual Research Report
生活基盤の対象理解と目標志向型実践力を育むICTを活用した教育プログラムの開発
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22H03422
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kagawa Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
片山 陽子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30403778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
比江島 欣愼 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00313809)
長江 弘子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (10265770)
辻 よしみ 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30353147)
酒井 昌子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (60236982)
岡田 麻里 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90534800)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 生活者 / 対象理解 / 基礎教育 / 目標志向 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、地域で生活している対象を生活者理解の視点で、①どのように対象理解しているのかと、②対象理解した上で介入する際の思考枠組みを明らかにすることを目的に、エキスパートパネルを選定した上でフォーカスグループインタビューを実施した。 研究参加者は訪問看護認定看護師など4名と介護支援専門員(基礎資格:訪問看護師)2名で、訪問看護連絡協議会等から推薦・紹介を受け、同意を得た上で実施した。フォーカスグループインタビューの内容は、訪問看護の模擬事例(研究用に加工作成した模擬2事例、終末期の看取りの事例と慢性疾患療養者の事例)を視聴してもらった後、その事例に対して研究目的①対象理解と、②目標志向で介入するために必要なことやその要点を分析軸としてデータ収集した。 現在、データ分析を実施しているところであるが、1)自宅を訪問する前から住環境、生活空間をアセスメントしていること、2)現在の状況のみではなく、過去の経験や住環境、その地域の特徴を踏まえて、対象を理解しようとする視点、3)本人のライフレビューを実施し、目標設定に活かして、介入しているなどの要点が抽出されている。結果は現在分析中であるが、今年度の結果を次年度に実施する模擬事例の作成やサンプル数を増やしての調査の計画立案に活用していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初計画で使用予定であったデータベースシステムを変更する必要性が生じたため計画調整に時間を要したことと、臨床実践者である研究参加者のサンプル数確保が困難な状況があった。
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Strategy for Future Research Activity |
上記にて多少の遅れが生じているが、2023年度実施結果に基づいて研究計画を修正し、2024年度計画は目的達成に向けた実施が可能である。
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