2023 Fiscal Year Annual Research Report
在宅心不全緩和ケア指針に基づく遠隔シミュレーション教育プログラムの開発と検証
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22H03425
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
眞茅 みゆき 北里大学, 看護学部, 教授 (60415552)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片平 伸子 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (10381675)
長尾 式子 北里大学, 看護学部, 教授 (40396700)
前田 留美 東京医科大学, 医学部, 准教授 (60341971)
岡田 明子 北里大学, 看護学部, 講師 (60874485)
高田 弥寿子 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 室長 (80775429)
落合 亮太 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (90587370)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 心不全 / 緩和ケア / 在宅看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の2年目として、研究計画に従い、1) 心不全患者と家族の緩和ケアに対するニーズ調査、3) 心不全により家族を亡くした遺族への面接調査を実施した。緩和ケアニーズに関する調査として、昨年作成したNeeds Assessment Tool: Progressive Disease-Heart Failure (NAT:PD-HF)日本語版をもとに実態調査を実施する準備を進めた。遺族調査については、心不全患者を亡くした遺族の生前および死別後の経験を調査し、死別前から死別後の一連のプロセスを明らかにすることを目的にインタビューガイドを作成し、心不全患者の遺族で死別後3か月以上経過している者18名を対象に、インタビューを実施し、分析中である。次年度は心不全患者および家族の緩和ケアニーズに関する実態調査を実施し、初年度に実施した文献レビュー、遺族調査に基づき、在宅心不全緩和ケア指針を構築するためのデルファイ法を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2年目に計画していた遺族調査は計画通り実施することができたが、ニーズ調査の実施が遅れているため。
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Strategy for Future Research Activity |
3年目は、ニーズ調査を実施するとともに、これまでの研究成果に基づき、在宅心不全緩和ケア指針を構築するためのデルファイ法を実施する。具体的には、心不全ケアあるいは在宅看護を専門とする研究者などを対象に、在宅心不全緩和ケアにおける看護師の実践内容と考えられる項目を抽出する。さらに専門家会議および調査を実施し、在宅心不全緩和ケア指針の完成を目指す。
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Research Products
(7 results)