2022 Fiscal Year Annual Research Report
多職種・多角的データの一元化AIを活用した訪問看護アセスメント支援システムの開発
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22H03432
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Toyohashi Sozo University |
Principal Investigator |
藤井 徹也 豊橋創造大学, 保健医療学部, 教授 (50275153)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山根 友絵 人間環境大学, 看護学部, 教授 (70734028)
箕浦 哲嗣 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (80315910)
佐藤 美紀 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (10315913)
篠崎 惠美子 人間環境大学, 看護学部, 教授 (50434577)
中島 怜子 豊橋創造大学, 保健医療学部, 講師 (90550278)
山口 直己 豊橋創造大学, 保健医療学部, 准教授 (70434579)
西尾 亜理砂 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (40551239)
酒井 一由 藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (90215583)
原 好恵 人間環境大学, 看護学部, 講師 (20441397)
栗田 愛 人間環境大学, 看護学部, 講師 (50759149)
為永 義憲 人間環境大学, 看護学部, 助教 (10802639)
工藤 慎太郎 森ノ宮医療大学, 総合リハビリテーション学部, 教授 (70737915)
長谷川 小眞子 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (20269591)
堀元 美紗子 椙山女学園大学, 看護学部, 助手 (90802637)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 人工知能 |
Outline of Annual Research Achievements |
看護師の超音波導入と超音波技術を活用している現状の把握のために、日本国内での看護師による超音波検査機器活用についての文献検討を行った。医中誌Webを用いて文献検索を行い54件の文献を対象とした。超音波検査機器を活用した文献は、2010年以前は2件と少なかったが、2011年以降に52件と急増しており、超音波検査機器の小型化が関連していると考えらえる。看護師による活用では、血液透析におけるバスキュラーアクセス(VA)への穿刺に関連した文献が21件と最も多かった。他の目的では、膀胱内残尿測定が11件、末梢血管確保の確認が8件、便秘の確認、経鼻胃管の位置確認などの消化管を対象とした活用が5件、褥瘡や筋肉内注射などの皮膚・筋を対象とした活用が5件、乳がん検診のための報告が1件であった。このうち、VA穿刺や膀胱内尿量・残尿測定での活用は、臨床の場で日常的に多く取り入れられていた。一方、末梢静脈穿刺や便貯留評価については、臨床の場での報告は認められなかった。抽出した文献では、対象施設や著者グループが重複しているものが複数あった。現状では、看護師による超音波検査機器の活用は、導入や拡大の途中であると考えられる。同時に、訪問看護師を対象とした研究は、3件であった。このことは、訪問看護における実践が病院での活用よりもさらに少ないことを示している。訪問看護での超音波検査機器活用を推進するため、今後は訪問看護師が看護上の実践で活用頻度の高い検査部位を明確にすることで、短時間で技術を習得できる研修内容を計画、実践する必要があると考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
文献調査から、病院・施設の看護師や訪問看護師の超音波検査機器の使用の現状と今後に活用が期待される内容を確認することができた。このことは、同時に進めている「看護師の超音波技術のアセスメント活用内容の把握」や「在宅看護における具体的な活用例」の調査について参考にでき、調査も順調に進めることができたことから、一定の成果は挙げることができたと評価できる。一方、対面会議を定期的に開催することは困難であったが、リモート会議の開催により、質問紙調査の項目抽出も順調に進めることができた。計画通りに当初予定していた情報収集のための質問紙の準備はできている。このため今年度の進捗状況は順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、「看護師の超音波技術のアセスメント活用内容の把握」と「困難事例の把握」については、5月上旬には調査を開始して、6月上旬までには回収終了予定である。「在宅看護における具体的な活用例」についても6月には調査開始し、7月下旬には回収終了予定である。収集したデータについては、9月下旬までに分析を行い、2023年度中に発表予定であり、当初の計画通りに進捗できると考える。その後に結果に基づく教育プログラムを検討し、対面・リモート研修を実践する予定である。また、同時にAIプロダクトの基盤の作成については、順調に進んでいるため、2023年度にデータを貯蓄可能である。これらのことから、当初計画どおりの進捗が可能である。
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Research Products
(1 results)