2023 Fiscal Year Annual Research Report
Sensorimotor Control System with Ectopic Ganglion Induction
Project/Area Number |
22H03451
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
栗本 秀 名古屋大学, 医学系研究科, 特任准教授 (70597856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下田 真吾 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (20415186)
竹内 大 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (20713374)
佐伯 総太 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (30878327)
建部 将広 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (60420379)
長谷川 泰久 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (70303675)
平田 仁 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (80173243)
山本 美知郎 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (90528829)
岩月 克之 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90635567)
徳武 克浩 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (90822289)
西川 惠一郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (00963612)
杉浦 洋貴 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (10963605)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 再生医療 / 神経再生 / 末梢神経 / 細胞移植 / 感覚 / 麻痺 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、選択的に感覚活動シグナルを検出するため、名古屋大学工学系研究科とともに開発した表面カフ電極とポリグラフシステム(RMT-1000)を用いて動物実験をおこなった。齧歯類の末梢神経へ胎児由来の感覚神経細胞を移植し、末梢に感覚神経節を構築したモデルを用いた。様々な触覚刺激や関節運動を下肢に与え感覚活動電位の測定をおこなった。脛骨神経、腓骨神経から感覚活動電位を抽出し、ビデオ記録と活動電位記録を同期し、名古屋大学工学系研究科とともにノイズ除去したシグナルの解析および評価をおこなった。また、これまでに行ってきた坐骨神経切断モデルラットのWaller変性した末梢神経内に胎児後根神経節細胞を移植する方法により、その神経終末が皮膚のメルケル細胞やマイスナー小体を支配し、脱神経後に変性していく筋紡錘を再構築できることを確認した。さらに、AIを用いた統合制御技術開発をおこなうため、関節角の最小化をシステムの制御則とし、反復学習により様々な環境に適応し暗黙知による制御を可能とするプログラム開発を継続している。今後は、より機能の分かれた末梢神経分枝にニューロン移植をおこない、表在感覚、深部感覚、運動と機能別に再建した神経節を誘導し、齧歯類を用いた歩行運動制御に、これまでの解析で得られた知見をもとにした感覚シグナルをフィードバックし、多チャンネルワイヤレス刺激装置を用いた歩行運動制御実験をおこなう。感覚フィードバックを加えた繰り返し学習が運動制御に与える影響を検討する予定であった。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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