2024 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of the biological mechanisms of reef-building coral-dinoflagellates symbiosis using in vitro system
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23K25048
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Research Institution | Fukui Prefectural University |
Principal Investigator |
西辻 光希 福井県立大学, 海洋生物資源学部, 准教授 (60770823)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 矩行 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, 教授 (30025481)
川村 和夫 高知大学, その他部局等(名誉教授), 名誉教授 (30136361)
藤原 滋樹 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (40229068)
將口 栄一 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, シニアスタッフサイエンティスト (90378563)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | Acropora tenuis / 培養細胞 / サンゴ / FAmC / VAdC / SSmC / BBrC |
| Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究で我々はミドリイシ属サンゴ Acropora tenuis のプラヌラ幼生から約15種類の培養細胞株を確立してきている。これらの細胞は形態や挙動に基づいて、扁平で不定形の細胞(FAmC)、空胞を持つ接着細胞(VAdC)、および小型で滑らかな細胞(SSmC)の3種類に分類することができる。FAmCには線維芽細胞様の細胞と、球形で光沢のある褐色細胞(BBrC)が含まれ、これらは相互に変化可能である。そこでこれら3種類の細胞のサンゴ幼生における起源を調べるために、以下の抗体を作製した。FAmCに対する抗AtMLRP2、BBrCに対する抗AtAHNAK、SSmCに対する抗AtSOMP5および抗AtEndoG、VAdCに対する抗AtGalおよび抗AtFat4である。 抗AtMLRP2抗体は、in vivo においてstmodiumおよび肛門側極付近の外胚葉に存在する神経芽様細胞を染色した。抗AtAHNAK抗体は神経様細胞および神経芽様細胞を染色し、これらは神経特異的チューブリンβ-3抗体によっても染色された。これらの結果は、in vitro のBBrCと in vivo の神経芽様細胞が共通して神経的性質を有することを示唆している。SSmCに対する抗AtSOMP5および抗AtEndoGの2種の抗体は、幼生外胚葉細胞を染色した。このことから、SSmCが外胚葉の性質を有することが示唆される。一方、VAdCに対する抗AtGalおよび抗AtFat4は、幼生内胚葉細胞を染色し、VAdCが内胚葉の性質を有することが示唆された。したがって、in vitro におけるこれらの細胞株は、それぞれstmodium、神経芽、外胚葉、もしくは内胚葉の性質を保持していると考えられる。 さらに培養細胞に対しゲノム編集を行う際に必要となるプラスミドDNAの作成にも取り組んだ。
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