2023 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23H03081
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤原 千春 大阪大学, 大学院歯学研究科, 助教 (00755358)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 眞里子 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (10342833)
柏木 陽一郎 大阪大学, 大学院歯学研究科, 助教 (20598396)
村上 伸也 大阪大学, 大学院歯学研究科, 特任教授 (70239490)
岩山 智明 大阪大学, 大学院歯学研究科, 講師 (80757865)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 歯周病 / 病態遷移 / オミクス / 数理モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
1) シングル核解析による歯周病病態遷移の解明:マウスを用いた動物実験を実施した。すなわち、歯周病進行における網羅的遺伝子発現変化を検討するために、歯周病を誘導した野生型マウスの歯肉を経時的に採取し、シングル核解析を実施した。 2) 空間的遺伝子発現解析による歯周病病態遷移の解明:マウスを用いた動物実験を実施した。すなわち、歯周病を誘導した野生型マウスの歯肉を経時的に採取し、Visiumスライド(組織切片の網羅的遺伝子解析ができるスライド)を用いて空間的遺伝子発現解析を実施した。 3) コンピューター解析による歯周病病態遷移の解明: 歯周病病態下における単球の誘導制御を数理モデル化するために必要な数値データを歯周病を誘導した野生型マウスの歯肉より採取した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
野生型マウスを用いたシングル核解析並びに空間的遺伝子発現解析を実施し、データを得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、歯周病病態下における単球の分化を制御する数理モデルを構築するために必要な数値データをマウスを用いた動物実験を実施することにより準備する。具体的には、細菌の増減により、単球数がどのように変化するのかを調べる。加えて、単球の分化に分化関連の液性因子の増減がどのように関与するのかをマウスを用いた動物実験で検討する。これらの結果をもとに、数理モデルを構築し、時間連続的な単球の動態を検討する。
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Research Products
(10 results)