2023 Fiscal Year Annual Research Report
Conceptualization of mesenchymal stem cell-related diseases and elucidation of their etiology and treatment modality
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23H03092
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
鮎川 保則 九州大学, 歯学研究院, 教授 (50304697)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熱田 生 九州大学, 歯学研究院, 准教授 (30423487)
高橋 良 九州大学, 歯学研究院, 助教 (60637924)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 間葉系幹細胞関連疾患 / ミトコンドリア |
Outline of Annual Research Achievements |
間葉系幹細胞(MSC)は種々の疾患の治療能力を有していることが明らかになりつつある.一方で,一部の疾患において「MSCの劣化」が症状増悪の一端を担っていると仮定しうる状況も見られるようになってきた.本研究ではこれを「間葉系幹細胞関連疾患」と定義し,疾患治療のターゲットを「劣化MSCの治療」に置くという視点を提示したい.そのために,まずMSCの疾患治療能力の謎を解明し,劣化MSCの機能改善・向上を通して新規治療法や創薬に結びつけることを目標とした. 2023年度は医科の実験を行った. 実験1:cell-cell contactによる劣化MSCの改善 ・劣化・健全MSC間でミトコンドリアの交換が起こることが明らかになっているので,劣化・健全MSCの共培養を実施し,培養条件の検討を行った.その結果いずれかの単一培養,競売用ともに実施の目処が立った. 実験2:液性因子による劣化MSCの改善 ・BRONJ動物よりMSCを樹立し細胞外小胞解析を行うため,MSC由来細胞外小胞の採取方法を検討し,採取方法が概ね確立された.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
方法論の確立に時間を取られ具体的なデータを出すに至らなかったため
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度の遅れは2024年度にキャッチアップし,2024年度は当初の予定通りの研究計画とする.研究計画の変更あるいは研究を遂行する上での問題点は今のところないと考えている.
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