2023 Fiscal Year Annual Research Report
Fundamental research in the development of mechanism elucidation and suppression of acute kidney injury caused by rapid weight loss
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23H03285
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
長谷川 和哉 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 講師 (40781703)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 優也 東邦大学, 医学部, 助教 (60779966)
前田 竜郎 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 教授 (50848265)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 急速減量 / 腎障害 / ノンターゲティング解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
レスリングなどの体重階級制競技では、試合前計量に向けて短期間に体重を減らす急速減量が伝統的に行われている。申請者は、実験動物を用いた急速減量モデルを確立し、本モデルがアスリートの観察研究で報告されている急性腎障害の特徴とよく似た挙動を示すことを報告してきた。本研究の目的は、RNA-seqおよびGC×GC TOFMSを駆使したノンターゲット解析を用いて急速減量による急性腎障害発症メカニズムを解明し、予防法確立のための基盤を作ることである。当初の実験計画では、2023年度は、腎臓の組織学的な解析、腎臓のRNA-seq解析による腎障害発症メカニズムの検討を実施予定であったが、測定機器の使用状況を鑑み、次年度予定であった当GC×GC TOFMSを用いた血漿中の揮発性低分子化合物のノンターゲティング解析を先に実施することに変更した。GC×GC TOFMS解析により、急速減量によって血中濃度が増加する揮発性低分子化合物を約180種類検出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初本年度に予定していた腎臓の免疫染色による組織学的な解析は終わらなかったものの、次年度実施予定であったGC×GC TOFMSを用いた血漿ノンターゲティング解析により、多数の急速減量特有の血中揮発性有機化合物を同定したため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、腎臓の組織学的な解析、およびRNA-seqを用いた網羅的解析により、急速減量由来の腎障害の発症機序を明らかにする。
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