2023 Fiscal Year Annual Research Report
Regulation mechanisms of cognitive impairment with aging in semi-supercentenarian's brains based on N-glycoproteomics
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23H03321
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
三浦 ゆり 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (00216574)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 健康長寿 / 糖鎖 / グライコプロテオミクス / 認知機能 / 超百寿者 |
Outline of Annual Research Achievements |
超百寿者(105歳以上)には、老化を制御し認知機能を維持する何らかのメカニズムがあると考えられる。そこで本研究では、研究代表者が独自に開発したN-グライコプロテオミクス(N-結合型糖鎖を持つ糖タンパク質の網羅的解析)を用いて超百寿者脳組織の解析を行い、超百寿者に特徴的に出現する糖鎖とそのコアタンパク質を明らかにする。また、N-グライコプロテオミクス、プロテオミクス、トランスクリプトミクス、Genome-wide association study (GWAS)などの統合オミクスにより、超百寿者脳におけるN-型糖鎖を介した抗老化分子ネットワークを明らかにする。さらに、超百寿者に特徴的な糖鎖が結合することによるコアタンパク質の機能変化について調べ、認知機能の維持に糖鎖が関与しているかどうか検証する。これらより、N-型糖鎖を介した超百寿者脳の老化制御メカニズムを明らかにすることを目的とする。得られた知見を、創薬や認知症予防につなげることで、一般高齢者の健康寿命の延伸に繋げる。 今年度は研究倫理審査委員会に脳組織の解析に関する研究計画を申請し承認を受け、さらに美原記念病院ブレインバンクの研究倫理審査委員会に研究協力者を介して申請した。また血漿タンパク質について、認知機能が低下している百寿者グループと維持している百寿者グループのN-グライコプロテオミクスを行った。これまでの血漿糖ペプチド解析法を改善し、より多検体かつ網羅的データに対応したハイスループットな方法を構築した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
美原記念病院ブレインバンクの研究倫理審査委員会の承認を得られておらず、解析する脳検体を選別できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は、マウス等の脳組織を用いて脳のN-グライコプロテオミクスの測定及び解析法を構築する。また美原記念病院ブレインバンクの手続きを進め、検体を入手し解析する。
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Research Products
(3 results)
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[Presentation] A characteristic N-glycopeptides associated with diabetic cognitive impairment on the basis of a longitudinal cohort study2023
Author(s)
Miura, Y., Tsumoto, H., Masui, Y., Inagaki, H., Kawakami, K., Umezawa, K., Ishizaki, T., Kamide, K., Gondo, Y., Endo, T.
Organizer
IAGG/ Asi/Oceania Regional Congress 2023
Int'l Joint Research
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