2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Noninvasive Cardiac Radiation for Ablation of Ventricular Tachycardia
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23H03776
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
橘 英伸 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 室長 (20450215)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米村 美紀 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, レジデント (10975014)
大鹿 理貴 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, レジデント (20975015)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 心房細動 / 放射線治療 / 焼灼術 / ゲル線量計 |
Outline of Annual Research Achievements |
高周波カテーテル焼灼術ではカテーテルを操作し、焼灼する部位に電極を直接設置させる。そのため、焼灼の目的部位と設置の位置精度が非常に高い。一方、放射線治療はカテーテルの挿入などの非侵襲的な作業はないが、外部からの照射となるため位置精度が懸念点である。臨床試験では放射線治療のアブレーションが実施されているが、動きの対応や照射装置自身の照射精度が重要である。本研究では動きがない状態での照射装置のみの評価を行った。1 mmを求められる精度とすると、メーカによって達成できないことがわかった。したがって、癌治療における放射線治療では現状で十分なのかもしれないが、心臓における治療では不適な照射装置があるので注意する必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
放射線治療焼灼術に利用するリニアックの照射精度を多施設試験で確認し、現在論文作成が完了して提出予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
治療計画に関する囲みは論文調査等で安定的な方法を策定する。四次元計算のための計算エンジンは企業との共同研究で確保することができた。統合的な開発を進める。
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